<最近観た映画>
映画館、DVD、ビデオ問わず、とりあえず最近観た映画のレビューです。
好き嫌い関係なしに書いてます。
タイトル | 監督・出演 | わたし的寸評 | わたし的評価 |
ラスト・サムライ |
監督 エドワード・ズウィック 出演 トム・クルーズ 渡辺謙 真田広之 ティモシー・スポール 小雪 |
かつては勇猛果敢な戦士だったネイサン・オールグレン大尉 は、インディアン討伐で深く心に傷を負ってしまった。 それ以来、彼は酒におぼれる日々を送っていた。 そんな彼に、日本で近代戦闘技術の教官の仕事が 回ってきた。半ば金につられたような形で日本にやってきた ネイサンだが、そこで、代々天皇と国に命を捧げて来た 一族の長として人々に深く尊敬されている侍・勝元と出会う。 侍の根絶を企てる天皇の側近達の思惑により、ネイサンは 勝元率いる侍討伐の場にかりだされるが、侍たちに人質 として捕らわれてしまう。ネイサンは彼らとの出会いにより、 彼らの生き方に感銘を受け、 やがて運命を共にする事となる・・・ 感動しました〜。細かい事をいえば、勝元は 英語がうますぎるとか、小雪演じるたかがでかすぎるとか いろいろありますが、そういうことを抜きにして、とても 良かったです。謙さん、カッコ良すぎ!! |
★★★★★ |
ブルース・ オールマイティ |
監督 トム・シャドヤック 出演 ジム・キャリー モーガン・フリーマン ジェニファー・アニストン |
ニューヨーク州バッファローのローカルテレビ局に勤める ブルース・ノーランはテレビレポーター。持ち前のユーモアが 仇になってか、三面記事にさえも載らないようなレポートしか まわってこない。ブルースのライバル、エヴァンが アンカーマンとして有望視されている。ブルースは、 なんとしてもアンカーマンの座に着きたく、上司にチャンスを 与えて欲しいと頼み込む。そんな彼に待ちに待った チャンスが訪れる。しかし、そのレポートの最中にエヴァンが アンカーマンに選ばれたと知り、支離滅裂で放送禁止用語 を連発し、テレビ局を首になってしまう。それが元で 一緒に暮らす恋人との仲も危うくなる。そんな自分の境遇を 神に呪うブルースだが、そのブルースの元に自分は『神』 だと名乗る男が現れる。そして、ブルースは『神』から その力を一週間だけ与えられることになる。 笑えましたが、ジム・キャリーはやりすぎって感じでした。 ジム・キャリー以外のところで大笑いしました。 ジェニファー・アニストンが可愛く、こんなに魅力的は女優 だったんだと再認識しました。 |
★★★☆☆ |
トリック/劇場版 |
監督 堤幸彦 出演 仲間由紀恵 阿部寛 野際陽子 生瀬勝久 伊武雅刀 山下真治 吉本美代子 石橋蓮司 |
自称、売れっ子天才奇術師・山田奈緒子のもとに 糸節村という寒村の青年団の男女が訪れ、 村の災いを取り払う神様になって欲しいと依頼する。 お金に困っている奈緒子はその依頼を受け、糸節村に 神様として訪れるが、彼女を待ち受けていたのは、やはり 神と名乗る3人の男性と、不気味な村人達だった。 誰が、本当の神様かを決定するための対決に、姑息な 手を使い(笑)勝利していくが、その村で、次々と不可思議な 現象が起こる。 一方、3冊目の本の取材として、糸節村を訪れた天才 物理学者・上田も奈緒子とともに、不可思議な現象に 巻き込まれていく・・・ テレビ放映時から人気のあったドラマだそうですが、 私は、今回はじめて観ました。あまりのベタなお笑いが かえって面白く、思わず吹きだしてしまいました。 この作品は、好きな人と嫌いな人とハッキリ分かれるのでは ないでしょうか。私は楽しみましたよ。 |
★★★☆☆ |
マリー・アントワネット の首飾り |
監督 チャールズ・シャイア 出演 ヒラリー・スワンク ジョナサン・プライス サイモン・ベイカー クリストファー・ウォーケン |
かつては王位にもついていた名門ヴァロア家の当主は 政敵の罠にはまり、城は焼かれ領地を没収され、死亡して しまう。その娘ジャンヌは孤児となり、苦しく悲しい少女時代 を送る。それから15年の日々が流れ、美しく成長した ジャンヌは爵位を得るためにニコラ・ド・ラ・モット伯爵と 政略結婚をした。ジャンヌの思いは、奪われた領地を 取り戻すことだった。そのためにマリー・アントワネットに 取り入ろうとするが、全く相手にされない日々が続いた。 そんな中、ジャンヌに近づいてきたのが、ヴェルサイユでも 有名なジゴロのレトーだった。一方、贅沢三昧な日々を送る マリー・アントワネットのもとに宝石商が訪れ高価な首飾り を売り込もうとしたが、その首飾りはかつてのルイ15世の 愛人のために作られたものであることを知る王妃は その申し出を断る。ジャンヌはその首飾りを利用して 時の枢機卿・ロアンを騙し、大金をせしめる計画を立てる・・・ ヒラリー・スワンクがとても綺麗でした。 ジャンヌは悪女ですが、その背景を思うと、悪女に見えない 悲しさをヒラリーが美味く演じていたように思います。 なかなか、面白い作品でしたがあまり話題にはならなかった ようですね。 |
★★★☆☆ |
8人の女たち |
監督 フランソワ・オゾン 出演 ダニエル・ダリュー カトリーヌ・ドヌーブ ファニー・アルダン イザベル・ユペール エマニュエル・ベアール ヴィルジニー・ルドワイヤン フィルミーヌ・リシャール リュディヴィーヌ・サニエ |
クリスマスイブ、休暇を実家の屋敷で過ごすために 帰省してきた女子大生のシュゾン。そこに住んでいるのは 両親と妹、母方の祖母、母親の妹つまりは叔母、そして 2人のメイド。 楽しいはずのクリスマス休暇だったが、彼女を待ち受けて いたのは突然の父親の死だった。しかも父親は背中を 刺されて死んでいた。降り続く大雪。屋敷の電話は 何者かに切断され通じない。完全に外部から隔絶されて しまった屋敷の中。そこに父親の妹が現れる。 父親を殺した犯人はこの中にいる・・・ 父親の死をきっかけに一人一人の隠された秘密が 次々と暴かれていき、本来だったらドロドロになるはずの 内容ですが、ユーモアたっぷりに描かれています。 しかも、ミュージカルになっているのが何とも可笑しい。 あの、往年の女優・カトリーヌ・ドヌーブが歌いながら 踊るシーンはとっても可愛いです。 出演している女優達は、フランスを代表する有名な人ばかり その一人一人の個性が引き出されていて、 とても面白かったです。衣装や、インテリアも1950年代の フランスを表現していて、おしゃれです。 |
★★★★☆ |
バーティカルリミット |
監督 マーティン・キャンベル 出演 クリス・オドネル ロビン・タニー ビル・パクストン スコット・グレン |
標高8000メートル、世界最高峰と言われる“K2”に 挑むアタック隊のボーンはテキサスでも有数の資産家である 私利私欲のために無謀なスケジュールを強行する。 頂上付近に嵐が近づいていることを知りながらも下山せず 嵐にまきこまれてしまう。 そのメンバーの1人であるアニーは、数年前に山で父親を 亡くした過去がある。しかも自分と兄のピーターの命を 救うために、ピーターにザイルを切らせ、 自ら犠牲になったのだ。アニーはその時からピーターに 対してわだかまりを持つようになっていた。 遭難の事実を知った兄のピーターは危険を覚悟で ニトログリセリンを担いで5人の仲間と救助に向かうのだが・・ とにかくハラハラし通しです。美しい山の景色とは ウラハラにその内容は過酷で、一時も目を離すことが できませんでした。テレビで観たのですが、映画館の スクリーンで観たら、どんなにすごかったろうと残念に 思いました。 |
★★★★☆ |
ピンポン |
監督 曽利文彦 出演 窪塚洋介 ARATA サム・リー 中村獅童 竹中直人 |
片瀬高校1年のペコとスマイルは幼馴染で、ともに卓球部に 所属している。小学生の時いじめられっ子だったスマイルは、 ペコと出会い卓球を教えてもらう。そんなスマイルにとって ペコはヒーローのような存在だった。 卓球の腕は良かったが部活をサボりがちの二人の前に 中国人のチャイナこと孔文革が現れる。試合でペコと 対戦するが、ペコは大敗し自信を失って部活に顔をださなく なってしまう。一方スマイルは、卓球部の顧問・小泉に 才能を見出され、特訓の日々が始まる・・・ 松本大洋の人気コミックの映画化だそうです。 読んだことはないのですが、これはコミックの方が面白い だろうな〜と思いました。ちょっとわざとらしさも感じたけど アニメの映画化だから、これくらいの方がいいのかな・・・ |
★★☆☆☆ |
御法度 |
監督 大島渚 出演 ビートたけし 松田龍平 武田真治 浅野忠信 崔洋一 坂上二郎 トミーズ雅 |
1865年、幕末の京都。厳しい規律と鉄の結束を誇る 新撰組に多くの若者が入隊試験を受ける。その中で、 抜群の剣の腕を持つ二人の若者が入隊する。その二人、 美少年の加納惣三郎と田代は、衆道(同性愛)の契りを 交わしと言う噂が隊内に広まる。 そこで、総長の近藤と副長の土方は、隊の規律が 乱れていくことを危惧し、真相を突き止め収拾しようとする。 この作品は、大島監督の復帰(?)作品ということでしたが ナンノコッチャ?って感じで、全くわけが分かりませんでした。 場面、場面、美しいシーンはありましたが、それだけかな。 実は浅野さん目当てで観たのですが、浅野さんの魅力も あまり出てなかったし、松田龍平はセリフが下手・・・(^^ゞ |
★☆☆☆☆ |
ストーカー |
監督 マーク・ロマネク 出演 ロビン・ウィリアムス コニー・ニールセン ミシェル・ヴァルタン エリク・ラ・サール |
大型スーパーの写真現像カウンターに勤めるサイは 家族もなく孤独な男だった。仕事には熱心でプライドを 持ってやっていた。そんなサイにとって、お得意様の ヨーキン一家には特別な思いを抱いていた。美しい妻の ニーナ、会社を経営しているウィル、そして可愛い息子の ジェイク。彼らの幸せは家庭にサイは自分の理想の家庭を 重ね合わせていく。そんなサイの思いはどんどん エスカレートしていくことになる。 「ストーカー」っていう邦題は絶対に合わないと思いました 原題の「One Hour Photo」でいいのでは・・・? 「インソムニア」に続いて悪役(?)を演じたロビンですが 普段の明るさを知っているだけに、なんとも不気味でした。 暗く、後味のあまり良くない寂しい映画でしたね。 |
★★★☆☆ |
完全犯罪クラブ |
監督 バーベット・シュローダー 出演 サンドラ・ブロック ベン・チャップリン ライアン・ゴズリング マイケル・ピット |
断崖絶壁に建つ古い屋敷の中で、二人の少年が計画 していたのは完全犯罪だった。 リチャードは裕福で、高校でも人気者だった。もう1人の ジャスティンは、頭脳明晰だが目立たず、誰からも相手に されていなかった。そんな二人が今まで練り上げてきた 殺人を実行に移した。森の中で女性の死体が発見され その事件を担当する女性刑事キャシーは、周りから 疎まれる存在だった。 本当にこれが完全犯罪?って思えるようなお粗末な 感じでした。犯人の高校生二人も魅力がないように 感じたのは私だけでしょうか・・・作品的にも・・・ これはDVDで観たのですが、特選メニュー中に、監督が ひとつひとつのカメラワークについて自画自賛しているのが あって、それがおかしかった。 |
★★☆☆☆ |
ホーム・アローン3 |
監督 ジョン・ヒューズ 出演 アレックス・D・リンツ オレック・クルバ リア・キルステッド レニー・フォン・ドーレン ディヴィッド・ソーントン |
アメリカ国防省の機密を収めたマイクロチップを、高く売買 するために盗んだ国際的なハイテク犯罪集団の4人は そのチップをリモコンカーに隠すが、ちょっとした手違いで メカ好きの少年、アレックスの手に渡ってしまう。 その事実を突き止めた4人組は、アレックスの家に侵入し なんとかチップを取り返そうとするが、アレックスの 奇抜な攻撃にあって散々な目にあわされる。 いわゆるファミリー向けの作品なので、楽しかったです。 でも、8歳のお子様にあんなことできるのかな〜なんて 思ったり、泥棒たちもあそこまでやられたら、とっくに しんでるよね〜とか、それから、そのハイテク犯罪集団は FBIが7年間も追いかけ続けても捕まえられなかった とかで、それがあんなにお間抜けでいいの? FBIしっかりしろよ!なんて思ったりしちゃいけない 映画なんだなって・・・(笑) |
★★☆☆☆ |
パイレーツ・オブ・ カリビアン |
監督 ジェリー・ブラッカイマー 出演 ジョニー・デップ ジェフリー・ラッシュ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ |
総督の娘・エリザベスは、幼い頃に海で漂流している 少年を助ける。そして彼の胸に下げられていた黄金の メダルをある理由から手に入れる。 それから時が流れ、美しく成長したエリザベスは 冷酷なバルボッサ船長の率いる海賊船に囚われてしまう。 彼女に密かに恋心を抱いていた鍛冶職人のウィルは、 バルボッサに船を奪われ、無人島に置き去りにされて しまった復讐を誓う一匹狼の海賊・ジャック・スパロウと共に エリザベスの救出に向かう。やがてウィルは、バルボッサ とその手下たちにかけられた恐るべき呪いを知る。そして 自分の生い立ちもしることになる・・・ これは面白かったですね〜。ジャック・スパロウ演じる ジョニデが最高でした。楽しんで演じている様が 良かったです。まさに夏の娯楽大作という感じです。 それにしても、総督の娘・エリザベスは強すぎです!! |
★★★★☆ |
コンフェッション |
監督 ジョージ・クルーニー 出演 チャック・バリス ドリュー・バリモア ジュリア・ロバーツ ジョージ・クルーニー |
60年代から70年代にかけてテレビプロデューサーとして 活躍した実在の人物、チャック・バリスの半生を描いた 作品。彼は、次々と人々の意表をつく番組を作り上げて いくテレビプロデューサーとしての顔と、全く違ったCIAの 工作員として33人の人間を暗殺するという別の顔を 持っていた。 ジョージ・クルーニーの初監督という鳴り物入りの作品 ですが、私は駄目でした。全く面白くないというのが 正直なところで、何度も退席しようと思ってしまいました。 結局、何が言いたかったのかも良く分からなかったのですが それは、私の理解力が乏しかったせいかもしれません。 途中に、ワンカットだけ出るブラッド・ピットがおかしかった。 |
★☆☆☆☆ |
ターミネーター3 |
監督 ジョナサン・モストウ 出演 アーノルド・ シュワルツネッガー ニック・スタール クレア・ディンズ クリスタナ・ローケン |
サイボーグT−1000との闘いに勝利し、“審判の日”は 免れたはずだが、ジョン・コナーは言い知れぬ不安を 感じつつ、社会から逃避するような生活を送っていた。 そんな中、新たな最強の敵・T-Xが未来から送り込まれて きた。T-Xはリストに載っている人物を次々に抹殺し いよいよその魔の手がジョン・コナーにまで伸びようと していた・・・ いわずと知れた「ターミネーター」シリーズですが、 たしかに映像は凄かったけど、ストーリー的には、『それで いいんかい?』って思ってしまいました。だったら、 前作での死闘は意味を成さなくなるのでは?なんて感じたり もしましたが、これもまたありかな?とも思ったり・・・ 一番納得できなかったのは、なんと言っても ジョン・コナーでしょう。いっくら前作のファーロングが ちょっと事件を起こしたとはいえ、もうちょっと似たイメージの 人をキャスティングしても良かったんじゃないかなぁ・・・ というのが率直な意見です。 |
★★★☆☆ |
アメリカン・サイコ |
監督 メアリー・ハロン 出演 クリスチャン・ベール ウィレム・デフォー リース・ウィザースプーン ジャレッド・レト |
パトリック・ベイトマンは27歳の若さで ウォール街で成功を収めたエリートサラリーマン。 自信過剰、自意識過剰で何一つ不自由ない生活を しているはずが、常に満たされない思いを抱きつつ、 やがて、精神に異常をきたしてくる・・・ 原作は人気があるようですが、この作品は、私にとっては ウンザリでした。パトリックが徐々に精神に異常をきたして 行く様を、彼の内面から描いていこうとした様に感じましたが 観ていて、もうエエヨ!って感じで・・・ う〜ん、つまらなかった。 |
★☆☆☆☆ |
メギド |
監督 ブライアン・トレンチャード ・スミス 出演 マイケル・ビーン マイケル・ヨーク ダイアン・ヴェノーラ |
母親が弟を出産する際に命を落としてしまった。 幼いストーンは母親を殺したのは弟のせいだと思い込み、 生まれたばかりの弟を殺そうとする・・・ その瞬間、彼の心の中にサタンが巣食うようになった。 ストーンは指導者になるべく英才教育を受け、やがて その頭角を現し、ヨーロッパを中心とする世界連合の 長になる。一方、弟はアメリカの大統領に。 世界連合に加盟するように働きかけるが、アメリカは 自由の国を主張し、それを拒否する。 やがてそれは世界大戦へと・・・ ストーンのなかに入り込んだサタンは、世界を我が物に しようと様々な策略をこらす。 中盤までは、けっこう面白く観ていたのですが、 ラストで、サタンがその姿を現したときに思わず笑っちゃい ました。一応私たちが頭で描くようなサタンなんだけど、 なんか陳腐なんですよね〜。 |
★★☆☆☆ |
インソムニア |
監督 クリストファー・ノーラン 出演 アル・パチーノ ロビン・ウィリアムズ ヒラリー・スワンク |
白夜の街、アラスカのナイトミュートで17歳の少女の 惨殺したいが発見される。ロス警察から応援に駆けつけた ウィルとハップ。ウィルは優秀な警官でその名は広く 知れ渡っていた。早速、彼らの捜査が開始される。 少女が殺害された時に所持していた荷物が発見され、 ウィルは、その荷物をつかって犯人をおびき出そうとする。 彼の思惑通りに犯人が現れるが、霧が濃く犯人を 見失ってしまう。その霧の中、犯人を追跡するウィルは 誤って相棒のハップを拳銃で撃ってしまう・・・ やがてウィルは白夜と心の葛藤で不眠症になっていく。 そんな彼に、犯人から電話がかかってくる・・・ う〜ん、全体的に暗い感じで、2大俳優が共演している 割には、パッとしなかったような・・・ ヒラリー・スワンクがいい役を演じてますね。 わたし的には、悪役を演じているロビン・ウィリアムズは 好きです。 |
★★★☆☆ |
エボリューション |
監督 アイバン・ライトマン 出演 デヴィッド・ドゥカブニー オーランド・ジョーンズ ショーン・ウィリアム・スコット ジュリアン・ムーア ダン・エイクロイド |
ある夜、アリゾナ州の砂漠地帯に隕石が落下した。 たまたま、その場で救出訓練(自主トレ?)をしていた 消防士志願の若者が第一発見者である。 翌日、近くの大学で生物学教授のアイラと地質学教授の ハリーが調査のため現場に赴いた。そこには隕石の落下に よる巨大な穴が開いていた。そして、その隕石のかけらを 大学の研究所に持ち帰り、その隕石から流れ出る液体から 地球上には存在しないDNAを発見する。それは初め単体 だったのに驚くような速さで進化していった。 再び、現場に赴いた二人は見たことも無い昆虫のような 生物を発見する。その生物はさらにものすごい勢いで 進化を続ける。そこへ国防省がのりだし、現場は軍によって 管理され、アイラとハリーの二人は近づくことを拒否されて しまう。しかし、郡の管理が不十分だったため、 得体の知れない恐竜のように進化した生物が街へと あふれ出してくる・・・ 面白かったです。何気ないシニカルなユーモアと これでもか的なアメリカンジョークが満載です。 ハリーを演じたオーランド・ジョーンズが良かったですね。 |
★★★☆☆ |
シカゴ |
監督 ロブ・マーシャル 出演 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ レニー・ゼルウィガー リチャード・ギア |
ブロードウェイミュージカルの映画化。 スターに憧れる平凡な人妻ロキシーは、浮気相手の男に 騙され、怒りのあまりにその男を射殺してしまう。 一方、トップダンサーのヴェルマは、妹と旦那の浮気現場に 出くわし、二人を殺してしまう・・・ 二人は投獄される。そこは、女性看守に『ママ』に 気に入られることによって、待遇がまるでかわってしまう 場所だった。ロキシーは『ママ』の口ぞえでやり手弁護士 ビリーを紹介してもらった。伝説の弁護士ビリーによって 悲劇のヒロインとして、ロキシーはどんどん有名に なっていった。今まで、特別待遇だったヴェルマは すっかりロキシーと立場が逆転してしまった・・・ 面白かったです!ダンスシーンは圧巻。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズの踊りと歌と存在感はスゴイ! シニカルで、コミカルで、久しぶりにミュージカルらしい ミュージカルです。 |
★★★★★ |
2001年宇宙の旅 |
監督 スタンリー・キューブリック 出演 キア・デュリア ゲーリー・ロックウッド |
人類の創生から、数千年の時を経た未来。 文明は宇宙の開拓にまで進む。 月ではある異変が起きていた。 その頃、木星へ向かう船の中では、コンピューターの 反乱が起きていた・・・ う〜、あまりに有名な作品で・・・ どのようにレビューを 書いたらいいのか悩みます。 音楽の素晴らしさと、映像の凄さに目を見張りますが、 なんだか難しかったような・・・ 作品全般から、人類の進化の神秘を感じました。 |
★★★☆☆ |
チアーズ! |
監督 ペイトン・リード 出演 キルスティン・ダンスト ジェシー・ブラッドフォード エリーザ・ドュシュク |
フットボールはメチャクチャ弱いけど、チアリーダーに 関しては、過去5回の優勝経験をもつそんなチアリーダーの キャプテンに選ばれたトーランス。気合が入りすぎて 練習中にチームメイトに怪我をさせてしまう。彼女の抜けた 穴を埋めようとオーディションを行なう。そこで選ばれたのが 転校してきたばかりのちょっと変わった女性。 その彼女から、トーランスたちがやってきたチアリーディング が、他の高校の盗作だと知らされる。このままで試合に 臨むべきか、あるいは新しい演技を考えるかで悩む トーランスはプロの振り付けしを雇う決断をする。 ところが・・・ これは面白い映画です。私たち日本人があまり触れる ことのないチアリーディングの魅力満載で、その凄さに 圧倒されます。私が高校生の時、アメリカ人の友達が チアリーダーのキャプテンをやっていることを自慢していた けど、納得!!って感じです。 観ていて元気になれる映画っていいですね。 ほんのり、ラブロマンスもあり、お勧めです。 |
★★★★☆ |
ケーブルガイ |
監督 ベン・スティラー 出演 ジム・キャリー マシュー・ブロデリック |
同棲していた彼女と別れて、一人アパートに引っ越した スティーブン。テレビの配線のためにケーブルガイを 呼び、有料番組をタダで見れるようにしてもらう。 しかし、そのケーブルガイ(ケーブルテレビの修理屋)は 異常な男だった・・・スティーブンと友達になれたと思った その男は、執拗にスティーブンにつきまとう。 一方、スティーブンは別れた彼女とよりを戻すことができ、 始めはとまどいながらも、その男とつきあっていたが、 次第に彼の存在がうとましくなり、つきはなしてしまう。 すると、その男の異常な復讐がはじまる・・・ ブラックコメディなんだけど、あまり笑えませんでした。 恵まれない家庭で、テレビが子守がわりだったケーブルガイ が、なぜ変質的になっていったかは良く描かれていたと 思いますが・・・ 唯一、面白かったのが、監督の ベン・スティラーが双子殺人の犯人として、テレビの ニュースに出ているところかな・・・ |
★★☆☆☆ |
パニック・ルーム |
監督 デビッド・フィンチャー 出演 ジョディ・フォスター フォレスト・ウィテカー ジャレッド・レト |
夫と離婚したメグは10歳の娘サラと、ある富豪の残した 豪邸へ引っ越してくる。その家には用心深かった富豪が 作った緊急時避難用の部屋パニック・ルームがあった。 引越しを済ませたその日の夜、3人の男たちが家に侵入 してくる。その家には、以前住んでいた富豪の遺産が 隠されていたのだ。見知らぬ男たちの侵入に気がついた メグは、娘のサラを起こし、パニック・ルームに逃げ込むが… 予想していた内容とずいぶん違って、犯人との心理戦が 中心となっていたような感じがします。 フィンチャー監督ということもあって、それなりにハラハラも しましたが、犯人の一人がウィテカーで、彼はどうみても 鶴瓶師匠に見えてしまい(笑)、怖くないんですよね〜。 もっとも、役柄的にも悪になりきれない男を演じているので かまわないのですが。 それにしても、妊娠中にあの役を演じたジョディは凄い! |
★★★☆☆ |
ヴァンパイア 黒の十字架 |
監督 ジョン・カーペンター 出演 ジョン・ボンジョヴィ |
ヴァンパイアハンターを生業としているデレクのもとに ある修道院からヴァンパイア退治の依頼がくる。 そこでデレクはハンター達を集めるために彼らの元を 訪ねるが、すでにハンター達はヴァンパイアの手によって 殺されてしまう。途中で出会った15歳の少年・サンチョ、 ヴァンパイアに噛まれたが薬で抑えている(!)女性・ ゾーイ、修道士ロドリゴ、要請されたハンター(名前忘れた) と5人でメキシコへヴァンパイア退治に向かう・・・ B級ホラーやSFでファンも多いカーペンター作品ですが、 これはあまりにも突っ込みどころが多く、何故ボンジョヴィが この作品に出演したのかが不思議です。 わたし的には理解に苦しむ作品です・・・(^^ゞ ボンジョヴィが出ていると言う一点で★ひとつです。 |
★☆☆☆☆ |
サイン |
監督 M・ナイト・シャマラン 出演 メル・ギブソン ホアキン・フェニックス |
ある日突然、自宅のトウモロコシ畑にミステリーサークルが 出現する。初めは近所の悪がきのイタズラだと思って いたが、その日を境にさまざまな異変が起きだす。 その頃、世界各地でもミステリーサークルが出現し、 その上空にUFOが飛来してくる。 妻が車でひき殺されたことをきっかけに神を信じれなく なり牧師を辞めた父親と、喘息の息子、水に異常な 反応を示す娘(可愛い!)、そして元野球選手の父親の 弟の4人と、この家に関わる警察官の5人で話しが展開 していきますが、伏線がくどく、途中で中だるみしてしまい ました。それなりにドキドキもするのですが・・・ 世界中に飛来してきたUFO、人類を襲おうとする宇宙人 この騒ぎをどう収拾つけるのかと思っていましたが、 ナルホド、こういう終わらせ方をするのかと、ある意味 感心もしましたが、クライマックスはちょっと 笑っちゃいます。(ホントは笑うシーンではありませんが) |
★★☆☆☆ |
穴 |
監督 ニック・ハム 出演 ソーラ・バーチ エンベス・ダビッツ キーラ・ナイトレイ デスモンド・ハリントン |
イギリスの名門パブリックスクールで4人の学生が 行方不明になる事件がおきる。18日後、一人の少女 リズが汚れ、憔悴しきった様子で戻って来た。 彼女を救うため、また事件を解明するため、犯罪精神科医 のフィリッパはリズのカウンセリングをはじめる。 リズの話しにより、4人を監禁したのはクラスメートの 男性だと言うことが分かる。しかし彼には外国にいたという アリバイがある。果たして、リズの話しは真実なのか・・・ 題材は面白いのに、途中で真相が分かってしまう残念さ があるし、一人一人の学生があまり描かれていないので うそっぽい感じがしてしまいます。 なんて言いつつ、面白かった。誰が本当のことを言って いるの?って感じで・・・ |
★★★☆☆ |
市民ケーン |
監督 オーソン・ウェルズ 出演 オーソン・ウェルズ ジョセフ・コットン エヴェロット・スローン |
新聞王として君臨したチャールズ・F・ケーン。 彼は、「薔薇のつぼみ」という言葉を残してこの世を去った。 彼の生涯をニュースにまとめようとした新聞社は、 ありきたりな記事ではなく、最後にケーンの残した 「薔薇のつぼみ」という謎の言葉の意味を探ろうとする。 その言葉の意味を解明するべく、生前の彼を知っている 人たちへの取材を行なっていくが、それを通して彼の 孤独な生涯が浮き彫りにされていく。 業界人が選ぶ映画NO.1の不動の位置を譲らないだけの 映画だと実感しました。テンポ良く話は進んで行き、 富も名誉も欲しいままにした新聞王ではあるが、その生涯が 孤独なものだったということが痛いほど伝わってきます。 愛し方を知らないその悲しさを感じます。 ストーリー的には、これといったものはないのかもしれません が、モノクロ映画ということもあって、光と影のコントラストが とても印象的でした。 |
★★★★☆ |
スウィート ノベンバー |
監督 パット・オコナー 出演 キアヌ・リーブス シャーリーズ・セロン ジェイソン・アイザックス グレッグ・ジャーマン |
広告業界でいくつもの賞を受賞した自他共に認める 仕事人間のネルソン。彼は、運転免許証の更新の試験場 でサラという風変わりな女性と出会う。サラは、自分の 感情を殺して仕事一筋に生きるネルソンを救おうと、 ‘11月だけの恋人’にならないかと誘いかける。 はじめは、迷惑がっていたネルソンだが、やがて彼女の 魅力に気づき、サラを愛するようになるが・・・ 初めは、何じゃこのストーリーは?!サラっていう女は 人助けと称して、男と寝たいだけなんじゃないの?なんて 思っていましたが、ストーリーが進行していくうちに なるほどなぁ・・・と、彼女の行動が理解できるように なってきました。そして、思わず涙するシーンもあったりして 私の大好きなエンヤの曲を使っているところがズルイ・・・ |
★★★☆☆ |
ナイトメアー・ ビフォア・ クリスマス |
製作総指揮 ティム・バートン 監督 ヘンリー・セレック |
夢の町ハロウィン・タウンでは、毎年さまざまな趣向を 凝らして人を陥れる(?)企画を考えている。しかし、 少々マンネリ化してきたことに疑問を感じていた骸骨の ジャック。彼は偶然迷い込んだ別の町クリスマス・タウン では喜びと楽しさに満ち溢れていた。ジャックはハロウィン・ タウンでその楽しさを実現しようとしたが、元々人々を 恐怖に陥れることを考えている彼らの企画は空回り。 そんなある日・・・ 人形アニメーションとでも言うのでしょうか・・・ 骸骨頭のジャックや、つぎはぎ人形のサリーがとても キュートで魅力的。全体的にダークな雰囲気もステキ! ティム・バートンの魅力タップリの作品です。 |
★★★★☆ |
フォー・ルームス |
監督 アリソン・アンダース アレクサンダー・ ロックウェル ロバート・ロドリゲス クエンティン・タランティーノ 出演 ティム・ロス マドンナ アントニオ・バンデラス ブルース・ウィリス |
Los Angelesにあるホテル・モンシニョール。大晦日の 晩に4つの部屋で巻き起きる騒動に振り回される ベル・ボーイの様子を面白く描いている。 出演者・監督・話しの内容を見ると、とても面白そう なんだけど、実際に観たらつまらなかったです・・・ 何が良くないって、4編の話しすべてに出てくるティム・ロス がつまらなかった。でっかい目玉をクリクリさせて、大騒ぎ しているんだkど、なんだかなぁって感じでした。 せっかく、当時注目されていたインディーズで活躍していた 監督を起用しての映画なんだから、なんか、もったいない なぁと、つくづく思いました。 ティム・ロスを代えただけでも違うんではないでしょうか・・・ |
★★☆☆☆ |
12人の怒れる男 |
監督 シドニー・ルメット 出演 ヘンリー・フォンダ |
父親の殺害の罪に問われた少年の裁判の陪審員達。 12人の中で一人で彼の無罪を主張する男。 彼は少年の生い立ちや、論理的に状況証拠・目撃証言を 分析し、無実を主張する。はじめは有罪を主張していた 者も彼の発言によって次第に考えを変えていく・・・ 映画のほとんどが1室で、12人の男達の討論で進んで いきますが、その中で一人一人の抱えている問題や、悩み 過去が浮き彫りにされてくるのががすごい!! 人の命の尊さや正義への情熱、そして人間そのものに 対する尊厳がひしひしと伝わってくる作品です。 1時間半、息詰まるような展開で、 それでいてとても感動します。必見です。 |
★★★★★ |
エド・ウッド |
監督 ティム・バートン 出演 ジョニー・デップ マーティン・ランドー パトリシア・アークェット ビル・マーレー サラ・ジェシカ・パーカー |
往年の怪奇俳優ベラ・ルゴシを敬愛し、B級映画を 撮り続けた監督エド・ウッドの生涯を描いた作品。 映画監督を夢見ていたエドは、ある日性転換手術をする 男の話を映画化することを知り、女装趣味のある自分を おいて他に適任者はいないと売り込む。ひょんなことから 子ども頃から憧れていた怪奇俳優ベラ・ルゴシと出会う。 しかし、ベラは薬におぼれ銀幕の世界から忘れ去られて いた。そんな彼を主役にすることで資金調達をし念願の 映画監督となる。だが、その映画は酷評だった。 エドはそんな酷評をものともせず、次から次へとベラを 主役としたB級怪奇ホラーやB級SF映画を撮り続ける。 しかし、彼はメジャーな世界では相手にされず、 死後、史上最低の映画監督というレッテルまで貼られて しまう。 モノクロ映画として撮られた作品で、何しろ役者陣が 上手い!!映画製作者の理解を得られず、悩むエドに 酒場で出会ったオーソン・ウェルズが“夢と闘え”と アドバイスするシーンは、勇気を与えられます。 女装趣味で、入れ歯のエドをジョニー・デップが本当に 上手く演じています。 |
★★★★☆ |
ヤング・シャーロック ピラミッドの謎 |
監督 バリー・レビンソン 出演 ニコラス・ロウ アラン・コックス |
シャーロック・ホームズの学生時代の話として、新たに 書かれた作品。 ヴィクトリア女王時代、田舎の学校からロンドンの厳格な 寄宿学校に転向してきた若き日のワトソン。そこで、 ホームズと運命的な出会いをする。学園生活の中でも その推理力の片鱗を見せるが、ハリポタのドラコのような ホームズと敵対するクラスメートの策略によってカンニング の罪を着せられ、放校させられてしまう。 その頃、巷では謎の人物による事故に見せかけた 連続殺人事件が起きていた。ホームズの恩師であり、 恋人の伯父にあたる人物も殺されてしまった。ホームズは その謎を解き明かそうとする・・・ スピルバーグプレゼンツ作品で、面白く 仕上がっています。キャストも違和感なく、ホームズや ワトソンの学生時代なんだなぁと思えます。 ヴィクトリア女王時代の舞台背景も、よく出ていますし、 それなりにワクワクドキドキもします。 実は、この作品は公開当時に映画館で観ているのですが、 エンドクレジットが終わったあとに、ドキっとするシーンが ありますので、お見逃しなく。 |
★★★☆☆ |
美女と野獣 |
監督 ゲイリー・トゥルーズデイル カーク・ワイズ |
ディズニー映画・美女と野獣。 本が好きで、ちょっと変わり者と思われているベル。 彼女は本の世界に憧れ、いつも本の中にあるような 冒険や、魔法の世界に触れてみたい思っている。 ベルの父親は、これまた少し変わった発明家。その父親が 森の中で迷い、怪しげな城に幽閉されてしまう。 父親を探しに行ったベルは、その城の主人に自分と 引き換えに父親を解放してくれることを願う。その城の 主人は、魔法によって恐ろしい野獣に姿を変えられていた。 彼が元の姿に戻るには、誰かを愛しすること、そして 愛されることが条件だった。主人だけでなく、城の者全て が魔法によってさまざまなものに変えられていた。 城に幽閉され、はじめは、心を閉ざしていたベルであったが 野獣の奥底に秘められた優しさを知り、心を開いてゆき 野獣もまたベルによって人間の心を取り戻していく・・・ ミュージカル仕立てでとっても素敵な映画です。 登場人物一人一人がとっても魅力的で、 エンターティメント性タップリ!!必見です。 |
★★★★★ |
キャッチ・ミー・イフ ユー・キャン |
監督 スティーブン・スピルバーグ 出演 レオナルド・ディカプリオ トム・ハンクス クリストファー・ウォーケン マーティン・シーン |
実在の詐欺師、フランク・アバグネイルの自伝を元に 映画化した作品。 1960年代後半のアメリカ。 父親の仕事の失敗から両親が離婚してしまう。その事に 傷ついたフランクは家を飛び出す。父親から誕生日プレ ゼントにもらった小切手は限度額を超え、生活に困った 彼は小切手の偽造を考える。その後、ちょっとしたきっかけ からパンナムのパイロット、医者、検事と偽り、超一流(?) の詐欺師として世界中を股にかける。 そんな彼を追い続ける刑事のカール・ハンラティ・・・ 詐欺師として人々をだましながらも、常に父親を愛し 尊敬し続けるフランクの姿が印象的でした。 トム・ハンクスが抑えた良い演技をしていたと思います。 ただ、わたし的にはもう少しハラハラ・ドキドキさせて もらいたかったなぁって思いました。 |
★★★☆☆ |
レッド・ドラゴン |
監督 ブレッド・ラトナー 出演 アンソニー・ホプキンス エドワード・ノートン レイフ・ファインズ ハーヴェイ・カイテル エミリー・ワトソン |
言わずと知れたハンニバル・レクター博士の3作目。 プロファイルに優れた敏腕のFBI捜査官のウィルは レクター博士の助言を受けながら、カニバリズムの猟奇 殺人犯を追っていた。捜査に行き詰ったウィルは レクター博士の自宅を訪ね、そこでレクター博士こそが その犯人だと言うことを知る。レクター博士は逮捕されるが そのときに受けた傷が元で、ウィルはFBIを辞めていたが その後、“咬み付き魔”と称される犯人よる連続殺人が おき、元上司によりウィルは再び捜査の場に駆り出される ことになる。そして上司の命によりボルティモア州立 病院精神科に収容されているレクター博士に助言を求め ることになる・・・ 面白かったです。アンソニー・ホプキンス、エドワード・ ノートン、レイフ・ファインズ、ハーヴェィ・カイテルと渋く 演技の上手い役者ぞろいで見ごたえがあります。 ラストは、あれ?これで終わり?って思いましたが、 それでは終わらず、わたしの期待にこたえてくれるような 終わり方でした。 |
★★★★☆ |
陽のあたる場所 |
監督 ジョージ・スティーブンス 出演 モンゴメリー・クリフト エリザベス・テーラー シェリー・ウィンタース レイモンド・バー |
信仰が篤く伝道活動を続ける母親の元で慎ましく育った ジョージ・イーストマン。イーストマン一族は裕福だが 母親は一族から疎まれていた。 ジョージは裕福な伯父と出会い、イーストマン一族の 会社で働くようになる。職場で薄幸な女性と出会い、 たちまち恋に落ちる。しかし、伯父に見込まれどんどん 出世していき、やがて社交界で人気の美しい金持ちの 娘と出会い愛し合うようなる。2人は結婚を約束するまで になるが、もともと付き合っていた女性の存在が邪魔に なり、彼女の殺害を考えるようになる・・・ 1951年のモノクロ映画です。モンゴメリー・クリフトが とっても素敵で、エリザベス・テーラーも輝くように美しい です。ラストはあまりに悲劇でむなしさが残ります・・・ |
★★★★☆ |
Dear フレンズ |
監督 レスリー・リンカ・グラッター 出演 デミ・ムーア ギャビー・ホフマン クリスティーナ・リッチ ブレンダン・フレイザー メラニー・グリフィス ソーラ・バーチ ロージー・オドネル リタ・ウィルソン |
平和で退屈な田舎町の仲良し4人組。SF小説の好きな サマンサ、映画女優になることを夢見るティーニー、 気が強く男勝りなロバータ、常識派で奥手なクリーシー。 4人はいつも一緒に行動し、同じ格好をしている。 そんな彼女たちが、自分の町で起きた少年の死に興味 を持ち調べ始める・・・ やがて4人は成長し、それぞれの道を歩き始める。 そして、クリーシーの出産のために再び4人は集まるが。 はじめは「スタンド・バイミー」の少女版という感じ でしたが、女の子ひとりひとりが生き生きと演じていて 好感がもてます。泣けるエピソードもあります。 しかし、彼女たちが成長して役者が変わった途端に 魅力がなくなったように感じました。 デミ・ムーアをはじめとして、いかにも演技してますって 感じでつまらない。 少女たちだけで、話を終わらせてもいいと思うんだけど。 |
★★☆☆☆ |
ロード・オブ・ザ・ リング/二つの塔 |
監督 ピーター・ジャクソン 出演 イライジャ・ウッド ヴィゴ・モーテンセン イアン・マッケラン オーランド・ブルーム ジョン・リス・ディヴィス クリストファー・リー |
言わずと知れた「ロード・オブ・ザ・リング」の第2作目 中つ国では闇の勢力サウロンの勢力が益々増大して 行く中、離ればなれになってしまった旅の仲間達は 三方向に分かれて、旅を続けて行った。フロドとサムは 指輪を滅びの山の亀裂に捨てる使命のためにモルドール を目指す。彼らの後をつけてきた指輪の元の持ち主 ゴラムに道案内を頼むことにする。一方、ウルク・ハイに 連れ去られたピピンとメリーは危ういところで森に 逃げ込み樹木の牧者であるエント族の木の髭に出会う。 その二人の後を追っていたアラゴルン、レゴラス、 ギムリはファンゴルンの森へ入っていき、そこで復活した ガンダルフに出会い、彼らはローハンを救うために エドラスへ向かう。エドラスの王・セオデンはサルマンに 心を支配されていたがガンダルフによって解き放たれる。 そして、アラゴルン達とともにサルマンの1万を超える 軍隊との戦いに挑む・・・ 賛否両論、いろいろあるようですが、とにかく私は 好きです。長い長い映画だけど目が離せませんでした。 音楽もすばらしいし、景色も美しい。 そして、今回もサムに泣かされました。 |
★★★★★ |
ショート・カッツ |
監督 ロバート・アルトマン 出演 ブルース・ディヴィソン アンディ・マクドウェル ティム・ロビンス クリストファー・ペン リリー・トムリン マデリン・ストー ピーター・ギャラガー ロバート・ダウニー・jr リリー・テイラー マシュー・モディン ジュリアン・ムーア |
R・カーヴァーの9つの短編と詩が元になっている。 テレビ解説者のハワードとその妻アンの一人息子が 学校に行く途中交通事故に合い幼い命を落とすが、 そのときのドライバー、ドリーンは彼が死んだことを 知らない。彼女は飲んだくれの元亭主との関係に 悩んでいた。また、プールの清掃の仕事をしている ジェリーが帰宅すると妻は子どもの世話をしながら内職 のテレフォン・セックスの真っ最中で相手にしてくれない。 その他、特殊メイクの学校に通っている男とその妻は 旅行中の隣の家の熱帯魚の世話を頼まれる。 趣味で絵を描いている妻と医師。釣りが趣味な夫と ピエロの仕事をしている妻。短気で浮気者の警官と その妻。別居中の夫婦。JAZZシンガーの母親と チェリストの娘・・・ 2本組みなので、なにしろ長かったです。これといった ストーリーがあるわけではないのですが、それぞれの 夫婦や親子の不安定(あいまい)な愛の形が描きだされ ているといったところでしょうか。20人以上の有名な 役者が勢ぞろいで、ひと癖もふた癖もある彼らの 演技を観ているだけでも面白かったです。 |
★★★☆☆ |
情婦 |
監督 ビリー・ワイルダー 出演 タイロン・パワー マレーネ・ディートリッヒ チャールズ・ロートン |
アガサ・クリスティの「検察側の証人」を映画化。 退院したばかりの敏腕弁護士ウィルフリッド卿のもとに レナードと言う男が訪ねてくる。レナードは戦争から 帰って来て以来定職につくことが出来ずにいた。 そんな中、金持ちの未亡人とちょっとしたきっかけで 知り合うことになる。しかし彼女は殺害されてしまう。 レナードは未亡人殺しの容疑者として疑われていて ウィルフリッド卿は彼の弁護を引き受けることになる。 息詰まるような法廷シーンがメインになっていますが ユーモアたっぷりで、ウィルフリッド卿と看護師の やりとりには笑ってしまいます。 ラストのどんでん返しに次ぐどんでん返しも面白い! とっても上質な映画だと思います。 お勧めです。 |
★★★★★ |
未来は今 |
監督 ジョエル・コーエン 出演 ティム・ロビンス ポール・ニューマン ジェニファー・ジェーソン ・リー |
田舎の大学を出て都会で仕事を探すノーヴィル。 ひょんなことから大会社ハッドサッカー社の社長に 就任する。しかし、その裏には重役たちの思惑が あった。前社長が投身自殺を図り、その株が市場に 売り出されてしまうことが会社の規定で決まっていて それを重役たちが買い占めるために何の能力もない 青年・ノーヴィルを社長に据えてわざと株価を下落 させようとしていたのだ。しかし、ノーヴィルには 学生時代から温めていたフラフープのアイディアがあり、 それが爆発的な人気を得、株価はドンドン上昇していく そこで、重役の一人マスバーガーは、ノーヴィルを 失脚させようと更に画策する・・・ コーエン兄弟の魅力タップリな作品。ブラックコメディ であり、ファンタジー(?)であり、ヒューマンなドラマに 仕上がっています。ティム・ロビンスが「ショーシャンク」 の時とは打って変わっておバカな役をユーモラス一杯 に演じているし、ポール・ニューマンも悪役を楽しんで 演じているのが面白いです。 コーエン作品では欠かせないスティーブ・ブシェミも チラッと出演しています。 お勧めです!! |
★★★★★ |
スパイダーマン |
監督 サム・ライミ 出演 トビー・マグワイア キルスティン・ダンスト ウィレム・デフォー |
科学は得意だがのろまで要領の悪いピーターは クラスの中でもからかいの対象になっている。 ある日、大学の研究所に見学に行った時、遺伝子操作 された蜘蛛に刺されてしまう・・・そして自分の身体の 変調にきづいたピーターは、その能力を使って人々の 危機を救い、やげてヒーローになっていくが・・・ 面白かったです。ホロリとする部分もありました。 人間としても苦悩も伝わってきます。 スパイダーマンが蜘蛛の糸でヒューヒューとビルの 谷間を飛んでいく様子を見ていると、自分もやって みたくなります(笑)。 あの子どもだったキルスティンがいい女になっているの にもビックリ。 |
★★★☆☆ |
チャーリー |
監督 リチャード・アッテンボロー 出演 ロバート・ダウニー・jr アンソニー・ホプキンス モイラ・ケリー ケビン・クライン ダイアン・レイン ミラ・ジョヴォビッチ |
チャップリンの自伝的映画。 貧困のどん底の中で幼少時代を送る。母親は女手一つ で子ども二人を育てるが、養育不能のためチャーリーは 施設に送られてしまう。やがて母親は精神に異常を きたしてしまう。チャーリーは劇場の道化としての仕事を 得て人気が出てくる。その後アメリカ巡業をした際に 映画制作会社の目に留まり出演依頼がくる。 チャップリンは映画の世界に魅せられていくようになる。 映画の世界で頂点を極めたチャップリンだったが、 共産主義者として、第二の母国として愛したアメリカを 追放されてしまう・・・ 数々の女性遍歴、満たされない心、サイレント映画 への熱い思いなどが丁寧に描かれています。 豪華なキャストを見ても、チャップリンの偉大さを感じ させます。ロバートが頑張っていました〜。 ほんのチョイ役ですが、私の愛するマリサ・トメイも 出演しています。 ラストのアカデミー賞のシーンでは泣けます。 |
★★★☆☆ |
ニューヨーク・ ニューヨーク |
監督 マーティン・スコセッシ 出演 ライザ・ミネリ ロバート・デ・ニーロ |
太平洋戦争を勝利に収めお祭り騒ぎのニューヨーク。 休職中のサックス奏者のジミーは、バンドの歌姫である フランシーンと出会う。強引で独自的なジミーに対して 始めは警戒していたフランシーンだが、やがて二人は 恋に落ちる。ともにバンドで地方巡業に出かけ、 勢いあまって結婚をする。バンドが絶頂期の時に 妊娠してしまうフランシーン。時の流れとともに二人の 間にすれ違いが生じ始める。サックス奏者として実力が ありながらも一進一退するジミー。歌手として頂点を 昇っていくフランシーン・・・ 歌もじっくり聴けて、ショーのシーンも圧巻だが 途中、ちょっと飽きてしまいました。ストーリーよりも シーン一つ一つが叙情的で美しかったです。 ラストのライザ・ミネリが歌うニューヨーク・ニューヨークは スゴイです。 |
★★★☆☆ |
狂っちゃいないぜ! | 監督 マイク・ニューウェル 出演 ジョン・キューザック ケイト・フランシェット ビリー・ボブ・ソーントン アンジェリーナ・ジョリー |
ニューヨークの航空交通管制官たちの話し。 ニックは端末レーダー着陸誘導システムセンターの中 で自他共に認めるナンバー1。家庭でも美しい妻と 可愛い子どもがいて、仕事上のストレスはありながらも 幸せな日々を送っている。しかし、新入りのラッセルが チームに加わることによってニックの生活に狂いが 生じてくる。ラッセルの有能さに嫉妬心を抱き、 また、ラッセルの若く美しい妻にも心を奪われていく ニックは、その頃から自分のペースを崩していく・・・ 航空ものは多々あれど、管制官を扱ったものは 珍しいのではないでしょうか。それだけでも興味深いし 豪華なキャスト一人一人がとても上手い。中でも 際立っていたのがビリー・ボブ・ソーントン。 とても面白い作品でした。 |
★★★★☆ |
17歳のカルテ | 監督 ジェームズ・マンゴールド 出演 ウィノナ・ライダー アンジェリーナ・ジョリー ウーピー・ゴールドバーグ ヴァネッサ・レッドグレープ クレア・デュバル |
自分の感情をコントロールできなくなったスザンナは ある日、アスピリン一瓶とウォッカを一瓶飲んで病院に 担ぎこまれる。その後、精神病院に入院し、境界性 人格障害と診断される。病院内で出会った反社会性 人格障害のリサ、空想虚言症のジョージーナたちと 友情が芽生え・・・そして、スザンナは自分と向き合う ことの大切さを知る。 よかったです。アンジェリーナ・ジョリーが圧倒的な 存在感でさすがのウィノナもちょっと影が薄い感じ でした。一人一人の登場人物がしっかりと描かれて いて、見ごたえがありました。 |
★★★★☆ |
ピーターパン2 | 監督 ロビン・バッド | 戦時下のイギリスで、夢を追い求めることが できないウェンディの娘ジェーンのもとに、突然 フック船長が現われて、ウェンディと間違えて ネバーランドに攫っていってしまう。ネバーランドで ピーターパンやティンカーベルと出会ったジェーンだが 彼らの存在すら信じることが出来ない。そのせいで ティンカーベルは力を失って立ち上がることすら 出来なくなる・・・ それなりに面白かったのですが、ジェーンが妖精を 信じるようになる(心を開く)過程があっさりしすぎて いて、全体的に深みが無かったように感じました。 でも、ラストシーンのウェンディとピーターパンの 出会いのシーンではウルウルしてしまいました。 詳しい内容は1月14日の日記に書いてあります。 |
★★☆☆☆ |
コヨーテ・アグリー | 監督 デヴィット・マクナリー 出演 パイパー・ペラーボ ジョン・グッドマン マリア・ベロ アダム・ガルシア |
ソングライターを目指してニュージャージーから ニューヨークに出てきたヴァイオレット。自分の曲を 売込みに奔走するが現実は厳しく、おまけに空き巣に まで入られてしまう始末。生活費を稼ぐために彼女は コヨーテ・アグリーというバーで働くことになる しかしそこは超過激なバー。果たしてヴァイオレットは 夢を実現することはできるのか。 面白かったです。全然期待していなかっただけに ヒットでした!元気になれる作品です。 アダム・ガルシアがキュートでした♪ |
★★★★★ |
少林サッカー | 監督 チャウ・シンチー 出演 チャウ・シンチー ン・マンタ ウォン・ヤッフェイ |
少林拳を広めるために奮闘するシンは、若かりし 頃サッカーの花形選手でありながら八百長試合が 原因で足を悪くしてしまったファンと出会い、 サッカーを通して少林拳を広めていこうとするが。 超おバカ映画でしたね〜。それだけに面白かった です。どうせおバカ映画ならここまでやってくれると かえって気持ちがいいです。 スカッと笑いたい方ならお勧めです。 |
★★★☆☆ |
ウエディング・ シンガー |
出演 アダム・サンドラー ドリュー・バリモア スティーブ・ブシェミ |
自分の結婚式で新婦が来なく、裏切られやけっぱちに なってしまったウエディング・シンガーのロビー。 やがて同じ職場のウエィトレス、ジュリアを愛する ようになるが、彼女も結婚を目前にして不安定な日々 を送っていた。そんな二人がやがて魅かれあうように なり・・・ 今までアダム・サンドラーという俳優はあまり好きじゃ なかったんだけど、この映画を観て好感が持てるように なりました。話しは安直だけど、泥臭い顔のドリューが なかなか可愛かったです。ほのぼのはするかな・・・ なんといっても良かったのがスティーブ・ブシェミです! |
★★☆☆☆ |
コレクター2 スパイダー |
監督 リー・タマホリ 出演 モーガン・フリーマン モニカ・ポッティ マイケル・ウィンコット |
おとり捜査で同僚を亡くして心に傷を負っている 犯罪心理学者でもある老刑事アレックスに要人の 子どもの誘拐犯から挑戦の電話がかかる。 そこで彼は、捜査にのりだすが・・・ 面白かったです。ハラハラしたし、やられたー!!! って感じがあります。 でも、他の映画の要素要素を焼きなおししたような 箇所も2,3ありましたが、それでも楽しめました。 モーガン・フリーマンはやっぱりいいです! |
★★★☆☆ |
アメリ | 監督 ジャン・ピエール・ジュネ 出演 オドレイ・トトゥ マチュー・カソヴィッツ |
冷淡な父親と神経質な母親に育てられ、父親の 思い違いで心臓病と判断されたアメリは、小さい頃 から、外に出て遊んだことや、他の友達と遊んだこと がなく、人とのかかわりを持つことが出来ない。 そんな彼女が22歳のある日、ふとしたことをキッカケ に人に親切にすることの素晴らしさを実感し、 おせっかいとも思える行動に出始めるが・・・ なにしろアメリがと〜っても魅力的です。コメディ 要素たっぷりの中にもウルウルするところもあります。 見終わった後に、ホンワカと心温まる作品でした。 |
★★★★★ |
34丁目の奇跡 | 出演 リチャード・アッテンボロー ディラン・マクダーモット JT・ウオルシュ |
夫に逃げられ、夢を追うことを止めてしまった母親と そのように躾けられサンタクロースはいないと思って いる娘の元へクリス・クリングルと名のる老人が 現れる。彼は自らをサンタクロースと称しているが・・・ クリスマスの時期にはピッタリの作品です。 子役がマシュマロみたいで可愛いです。 夢を忘れてしまうことの悲しさを実感し、信じることの 大切さを教えてくれる映画です。 |
★★★☆☆ |
ロッキー・ ホラー・ショー |
出演 ティム・カリー スーザン・サランドン |
その昔、アメリカで一大ムーブメント巻き起こした作品。 観客がスクリーンをバックに一緒に踊ることでも有名。 婚約をした若いカップルが恩師に挨拶をしに行く途中 で、嵐にあい、道に迷いおまけに車が故障してしまう。 困った挙句傍らに建つ妖しげな城に電話を借りに行く 二人だが、そこには建物以上に怪しげな人々と キテレツな城主。彼は人造人間の製作していた。 そして、その城主の正体は・・・ って、ホントに「なんじゃこりゃあ?」といような マニアックな映画です。好き嫌いが ハッキリ分かれる作品でしょう。私は好きでした。 ロックミュージカル仕立てになっています。 |
★★★☆☆ |
ブリジット・ ジョーンズの日記 |
出演 レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント |
30才をすぎて独身、しかも少々太めの女性の日常を 等身大で描いた作品。 原作本が人気で根強いファンが沢山いるそうです。 上司との不確かな関係、そこから起こる仕事上の トラブル(?)、両親の不和、なにをやっても今ひとつ 満足しきれない日常の中で、やがて本当の恋に 出会っていく様子に共感する女性は多いことでしょう。 内容如何より、ヒュー・グラントのオバカ役が最高! |
★★★☆☆ |
オーシャンズ11 | 出演 ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット アンディ・ガルシア エリオット・グールド ジュリア・ロバーツ |
「オーシャンと11人の仲間たち」のリメイク。 豪華なスターたちの競演が見もの。 犯罪のプロフェッショナルによる金庫やぶり。 ただの大金目当てでなく、そこには私怨も・・・? ストーリーも面白いし、豪華な顔ぶれだしで 言うことなしなのかもしれないけど、わたし的には ハラハラ感が足りなかったように感じます。 彼らの手際があまりにも良いので、失敗はありえない だろうなぁって。 ジュリア・ロバーツの魅力もあまり感じなかったかな。 でも、エリオット・グールドが出演していたので○。 |
★★★☆☆ |
ロミー&ミッシェル | 出演 ミラ・ソルヴィノ リサ・クドロー ジャニーン・ガラファロ |
可愛くておしゃれな二人が、とっても素敵だった。 高校時代からの親友、ロミーとミッシェルはい、 田舎をでてロスで共同生活を送っている。 そんなある日二人に高校の同窓会の招待状が届く。 高校時代太っていて好きな人にあいてにされなかった ロミー、背骨矯正のギプスをはめていたミッシェル。 ともに冴えない高校時代を送ったが、同窓会で クラスメートたちを見返したいとはりきるが・・・ 美しさでもなく、名誉でもなく、お金でもなく 一番大切なものは何かを教えてくれる作品でした。 |
★★★★☆ |
ハリー・ポッター 秘密の部屋 |
監督 クリス・コロンバン 出演 リチャード・ハリス ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン アラン・リックマン |
原作を読んだ人からは、描き方が荒い等の批評が 多いようですが、私は、ハラハラ・ドキドキ・ウルウル したし、なにより子役の3人が前作以上に頑張って いるというだけで○。 でも、なんといっても素晴らしいのはスネイプ先生役の アラン・リックマンでしょう。 |
★★★★☆ |
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