<最近観た映画>

    映画館、DVD、ビデオ問わず、とりあえず最近観た映画のレビューです。
    好き嫌い関係なしに書いてます。



 

index
タイトル 監督・出演 わたし的寸評  わたし的評価
 
 ラスト・サムライ
 監督 エドワード・ズウィック

 出演 トム・クルーズ
     渡辺謙
     真田広之
     ティモシー・スポール
     小雪
 
 
かつては勇猛果敢な戦士だったネイサン・オールグレン大尉
 は、インディアン討伐で深く心に傷を負ってしまった。
 それ以来、彼は酒におぼれる日々を送っていた。
 そんな彼に、日本で近代戦闘技術の教官の仕事が
 回ってきた。半ば金につられたような形で日本にやってきた
 ネイサンだが、そこで、代々天皇と国に命を捧げて来た
 一族の長として人々に深く尊敬されている侍・勝元と出会う。
 侍の根絶を企てる天皇の側近達の思惑により、ネイサンは
 勝元率いる侍討伐の場にかりだされるが、侍たちに人質
 として捕らわれてしまう。ネイサンは彼らとの出会いにより、
 彼らの生き方に感銘を受け、
 やがて運命を共にする事となる・・・
  感動しました〜。細かい事をいえば、勝元は
 英語がうますぎるとか、小雪演じるたかがでかすぎるとか
 いろいろありますが、そういうことを抜きにして、とても
 良かったです。謙さん、カッコ良すぎ!!
★★★★★
 
 ブルース・
   オールマイティ
 監督 トム・シャドヤック

 出演 ジム・キャリー
     モーガン・フリーマン
     ジェニファー・アニストン
 
 ニューヨーク州バッファローのローカルテレビ局に勤める
 ブルース・ノーランはテレビレポーター。持ち前のユーモアが
 仇になってか、三面記事にさえも載らないようなレポートしか
 まわってこない。ブルースのライバル、エヴァンが
 アンカーマンとして有望視されている。ブルースは、
 なんとしてもアンカーマンの座に着きたく、上司にチャンスを
 与えて欲しいと頼み込む。そんな彼に待ちに待った
 チャンスが訪れる。しかし、そのレポートの最中にエヴァンが
 アンカーマンに選ばれたと知り、支離滅裂で放送禁止用語
 を連発し、テレビ局を首になってしまう。それが元で
 一緒に暮らす恋人との仲も危うくなる。そんな自分の境遇を
 神に呪うブルースだが、そのブルースの元に自分は『神』
 だと名乗る男が現れる。そして、ブルースは『神』から
 その力を一週間だけ与えられることになる。
  笑えましたが、ジム・キャリーはやりすぎって感じでした。
 ジム・キャリー以外のところで大笑いしました。
 ジェニファー・アニストンが可愛く、こんなに魅力的は女優
 だったんだと再認識しました。
★★★☆☆
 
 
トリック/劇場版
 監督 堤幸彦

 出演 仲間由紀恵
     阿部寛
     野際陽子
     生瀬勝久
     伊武雅刀
     山下真治
     吉本美代子
     石橋蓮司

 
自称、売れっ子天才奇術師・山田奈緒子のもとに
 糸節村という寒村の青年団の男女が訪れ、
 村の災いを取り払う神様になって欲しいと依頼する。
 お金に困っている奈緒子はその依頼を受け、糸節村に
 神様として訪れるが、彼女を待ち受けていたのは、やはり
 神と名乗る3人の男性と、不気味な村人達だった。
 誰が、本当の神様かを決定するための対決に、姑息な
 手を使い(笑)勝利していくが、その村で、次々と不可思議な
 現象が起こる。
 一方、3冊目の本の取材として、糸節村を訪れた天才
 物理学者・上田も奈緒子とともに、不可思議な現象に
 巻き込まれていく・・・
  テレビ放映時から人気のあったドラマだそうですが、
 私は、今回はじめて観ました。あまりのベタなお笑いが
 かえって面白く、思わず吹きだしてしまいました。
 この作品は、好きな人と嫌いな人とハッキリ分かれるのでは
 ないでしょうか。私は楽しみましたよ。
★★★☆☆
 
 マリー・アントワネット
      の首飾り
 監督 チャールズ・シャイア

 出演 ヒラリー・スワンク
     ジョナサン・プライス
     サイモン・ベイカー
     クリストファー・ウォーケン

 
かつては王位にもついていた名門ヴァロア家の当主は
 政敵の罠にはまり、城は焼かれ領地を没収され、死亡して
 しまう。その娘ジャンヌは孤児となり、苦しく悲しい少女時代
 を送る。それから15年の日々が流れ、美しく成長した
 ジャンヌは爵位を得るためにニコラ・ド・ラ・モット伯爵と
 政略結婚をした。ジャンヌの思いは、奪われた領地を
 取り戻すことだった。そのためにマリー・アントワネットに
 取り入ろうとするが、全く相手にされない日々が続いた。
 そんな中、ジャンヌに近づいてきたのが、ヴェルサイユでも
 有名なジゴロのレトーだった。一方、贅沢三昧な日々を送る
 マリー・アントワネットのもとに宝石商が訪れ高価な首飾り
 を売り込もうとしたが、その首飾りはかつてのルイ15世の
 愛人のために作られたものであることを知る王妃は
 その申し出を断る。ジャンヌはその首飾りを利用して
 時の枢機卿・ロアンを騙し、大金をせしめる計画を立てる・・・
  ヒラリー・スワンクがとても綺麗でした。
 ジャンヌは悪女ですが、その背景を思うと、悪女に見えない
 悲しさをヒラリーが美味く演じていたように思います。
 なかなか、面白い作品でしたがあまり話題にはならなかった
 ようですね。
★★★☆☆
 
 8人の女たち
 監督 フランソワ・オゾン

 出演 ダニエル・ダリュー
     カトリーヌ・ドヌーブ
     ファニー・アルダン
     イザベル・ユペール
     エマニュエル・ベアール
     ヴィルジニー・ルドワイヤン
     フィルミーヌ・リシャール
     リュディヴィーヌ・サニエ

 
クリスマスイブ、休暇を実家の屋敷で過ごすために
 帰省してきた女子大生のシュゾン。そこに住んでいるのは
 両親と妹、母方の祖母、母親の妹つまりは叔母、そして
 2人のメイド。
 楽しいはずのクリスマス休暇だったが、彼女を待ち受けて
 いたのは突然の父親の死だった。しかも父親は背中を
 刺されて死んでいた。降り続く大雪。屋敷の電話は
 何者かに切断され通じない。完全に外部から隔絶されて
 しまった屋敷の中。そこに父親の妹が現れる。
 父親を殺した犯人はこの中にいる・・・
  父親の死をきっかけに一人一人の隠された秘密が
 次々と暴かれていき、本来だったらドロドロになるはずの
 内容ですが、ユーモアたっぷりに描かれています。
 しかも、ミュージカルになっているのが何とも可笑しい。
 あの、往年の女優・カトリーヌ・ドヌーブが歌いながら
 踊るシーンはとっても可愛いです。
 出演している女優達は、フランスを代表する有名な人ばかり
 その一人一人の個性が引き出されていて、
 とても面白かったです。衣装や、インテリアも1950年代の
 フランスを表現していて、おしゃれです。
★★★★☆
 
 バーティカルリミット
 監督 マーティン・キャンベル

 出演 クリス・オドネル
     ロビン・タニー
     ビル・パクストン
     スコット・グレン

 
標高8000メートル、世界最高峰と言われる“K2”に
 挑むアタック隊のボーンはテキサスでも有数の資産家である
 私利私欲のために無謀なスケジュールを強行する。
 頂上付近に嵐が近づいていることを知りながらも下山せず
 嵐にまきこまれてしまう。
 そのメンバーの1人であるアニーは、数年前に山で父親を
 亡くした過去がある。しかも自分と兄のピーターの命を
 救うために、ピーターにザイルを切らせ、
 自ら犠牲になったのだ。アニーはその時からピーターに
 対してわだかまりを持つようになっていた。
 遭難の事実を知った兄のピーターは危険を覚悟で
 ニトログリセリンを担いで5人の仲間と救助に向かうのだが・・
  とにかくハラハラし通しです。美しい山の景色とは
 ウラハラにその内容は過酷で、一時も目を離すことが
 できませんでした。テレビで観たのですが、映画館の
 スクリーンで観たら、どんなにすごかったろうと残念に
 思いました。
 
★★★★☆
 
 ピンポン
 監督 曽利文彦

 出演 窪塚洋介
     ARATA
     サム・リー
     中村獅童
     竹中直人

 
片瀬高校1年のペコとスマイルは幼馴染で、ともに卓球部に
 所属している。小学生の時いじめられっ子だったスマイルは、
 ペコと出会い卓球を教えてもらう。そんなスマイルにとって
 ペコはヒーローのような存在だった。
 卓球の腕は良かったが部活をサボりがちの二人の前に
 中国人のチャイナこと孔文革が現れる。試合でペコと
 対戦するが、ペコは大敗し自信を失って部活に顔をださなく
 なってしまう。一方スマイルは、卓球部の顧問・小泉に
 才能を見出され、特訓の日々が始まる・・・
  松本大洋の人気コミックの映画化だそうです。
 読んだことはないのですが、これはコミックの方が面白い
 だろうな〜と思いました。ちょっとわざとらしさも感じたけど
 アニメの映画化だから、これくらいの方がいいのかな・・・
★★☆☆☆
 
 御法度
 監督 大島渚

 出演 ビートたけし
     松田龍平
     武田真治
     浅野忠信
     崔洋一
     坂上二郎
     トミーズ雅     
 
 
1865年、幕末の京都。厳しい規律と鉄の結束を誇る
 新撰組に多くの若者が入隊試験を受ける。その中で、
 抜群の剣の腕を持つ二人の若者が入隊する。その二人、
 美少年の加納惣三郎と田代は、衆道(同性愛)の契りを
 交わしと言う噂が隊内に広まる。
 そこで、総長の近藤と副長の土方は、隊の規律が
 乱れていくことを危惧し、真相を突き止め収拾しようとする。
  この作品は、大島監督の復帰(?)作品ということでしたが
 ナンノコッチャ?って感じで、全くわけが分かりませんでした。
 場面、場面、美しいシーンはありましたが、それだけかな。
 実は浅野さん目当てで観たのですが、浅野さんの魅力も
 あまり出てなかったし、松田龍平はセリフが下手・・・(^^ゞ
★☆☆☆☆
 
 ストーカー
 監督 マーク・ロマネク

 出演 ロビン・ウィリアムス
     コニー・ニールセン
     ミシェル・ヴァルタン
     エリク・ラ・サール

 
大型スーパーの写真現像カウンターに勤めるサイは
 家族もなく孤独な男だった。仕事には熱心でプライドを
 持ってやっていた。そんなサイにとって、お得意様の
 ヨーキン一家には特別な思いを抱いていた。美しい妻の
 ニーナ、会社を経営しているウィル、そして可愛い息子の
 ジェイク。彼らの幸せは家庭にサイは自分の理想の家庭を
 重ね合わせていく。そんなサイの思いはどんどん
 エスカレートしていくことになる。
  「ストーカー」っていう邦題は絶対に合わないと思いました
 原題の「One Hour Photo」でいいのでは・・・?
 「インソムニア」に続いて悪役(?)を演じたロビンですが
 普段の明るさを知っているだけに、なんとも不気味でした。
 暗く、後味のあまり良くない寂しい映画でしたね。
★★★☆☆
 
 完全犯罪クラブ
 監督 バーベット・シュローダー

 出演 サンドラ・ブロック
     ベン・チャップリン
     ライアン・ゴズリング
     マイケル・ピット

 
断崖絶壁に建つ古い屋敷の中で、二人の少年が計画
 していたのは完全犯罪だった。
 リチャードは裕福で、高校でも人気者だった。もう1人の
 ジャスティンは、頭脳明晰だが目立たず、誰からも相手に
 されていなかった。そんな二人が今まで練り上げてきた
 殺人を実行に移した。森の中で女性の死体が発見され
 その事件を担当する女性刑事キャシーは、周りから
 疎まれる存在だった。

 
 本当にこれが完全犯罪?って思えるようなお粗末な
 感じでした。犯人の高校生二人も魅力がないように
 感じたのは私だけでしょうか・・・作品的にも・・・
 これはDVDで観たのですが、特選メニュー中に、監督が
 ひとつひとつのカメラワークについて自画自賛しているのが
 あって、それがおかしかった。
★★☆☆☆
 
 ホーム・アローン3
 監督 ジョン・ヒューズ

 出演 アレックス・D・リンツ
     オレック・クルバ
     リア・キルステッド
     レニー・フォン・ドーレン
     ディヴィッド・ソーントン

 
アメリカ国防省の機密を収めたマイクロチップを、高く売買
 するために盗んだ国際的なハイテク犯罪集団の4人は
 そのチップをリモコンカーに隠すが、ちょっとした手違いで
 メカ好きの少年、アレックスの手に渡ってしまう。
 その事実を突き止めた4人組は、アレックスの家に侵入し
 なんとかチップを取り返そうとするが、アレックスの
 奇抜な攻撃にあって散々な目にあわされる。
  いわゆるファミリー向けの作品なので、楽しかったです。
 でも、8歳のお子様にあんなことできるのかな〜なんて
 思ったり、泥棒たちもあそこまでやられたら、とっくに
 しんでるよね〜とか、それから、そのハイテク犯罪集団は
 FBIが7年間も追いかけ続けても捕まえられなかった
 とかで、それがあんなにお間抜けでいいの?
 FBIしっかりしろよ!なんて思ったりしちゃいけない
 映画なんだなって・・・(笑)
★★☆☆☆
 
 パイレーツ・オブ・
      カリビアン
 監督 ジェリー・ブラッカイマー

 出演 ジョニー・デップ
     ジェフリー・ラッシュ
     オーランド・ブルーム
     キーラ・ナイトレイ

 
総督の娘・エリザベスは、幼い頃に海で漂流している
 少年を助ける。そして彼の胸に下げられていた黄金の
 メダルをある理由から手に入れる。
 それから時が流れ、美しく成長したエリザベスは
 冷酷なバルボッサ船長の率いる海賊船に囚われてしまう。
 彼女に密かに恋心を抱いていた鍛冶職人のウィルは、
 バルボッサに船を奪われ、無人島に置き去りにされて
 しまった復讐を誓う一匹狼の海賊・ジャック・スパロウと共に
 エリザベスの救出に向かう。やがてウィルは、バルボッサ
 とその手下たちにかけられた恐るべき呪いを知る。そして
 自分の生い立ちもしることになる・・・
  これは面白かったですね〜。ジャック・スパロウ演じる
 ジョニデが最高でした。楽しんで演じている様が
 良かったです。まさに夏の娯楽大作という感じです。
 それにしても、総督の娘・エリザベスは強すぎです!!
 
★★★★☆
 
 コンフェッション
 監督 ジョージ・クルーニー

 出演 チャック・バリス
     ドリュー・バリモア
     ジュリア・ロバーツ
     ジョージ・クルーニー

 
60年代から70年代にかけてテレビプロデューサーとして
 活躍した実在の人物、チャック・バリスの半生を描いた
 作品。彼は、次々と人々の意表をつく番組を作り上げて
 いくテレビプロデューサーとしての顔と、全く違ったCIAの
 工作員として33人の人間を暗殺するという別の顔を
 持っていた。
  ジョージ・クルーニーの初監督という鳴り物入りの作品
 ですが、私は駄目でした。全く面白くないというのが
 正直なところで、何度も退席しようと思ってしまいました。
 結局、何が言いたかったのかも良く分からなかったのですが
 それは、私の理解力が乏しかったせいかもしれません。
 途中に、ワンカットだけ出るブラッド・ピットがおかしかった。
★☆☆☆☆
 
 ターミネーター3
 監督 ジョナサン・モストウ

 出演 アーノルド・
        シュワルツネッガー
     ニック・スタール
     クレア・ディンズ
     クリスタナ・ローケン
    

 
サイボーグT−1000との闘いに勝利し、“審判の日”は
 免れたはずだが、ジョン・コナーは言い知れぬ不安を
 感じつつ、社会から逃避するような生活を送っていた。
 そんな中、新たな最強の敵・T-Xが未来から送り込まれて
 きた。T-Xはリストに載っている人物を次々に抹殺し
 いよいよその魔の手がジョン・コナーにまで伸びようと
 していた・・・
  いわずと知れた「ターミネーター」シリーズですが、
 たしかに映像は凄かったけど、ストーリー的には、『それで
 いいんかい?』って思ってしまいました。だったら、
 前作での死闘は意味を成さなくなるのでは?なんて感じたり
 もしましたが、これもまたありかな?とも思ったり・・・
 一番納得できなかったのは、なんと言っても
 ジョン・コナーでしょう。いっくら前作のファーロングが
 ちょっと事件を起こしたとはいえ、もうちょっと似たイメージの
 人をキャスティングしても良かったんじゃないかなぁ・・・
 というのが率直な意見です。
★★★☆☆
 
 アメリカン・サイコ
 監督 メアリー・ハロン

 出演 クリスチャン・ベール
     ウィレム・デフォー
     リース・ウィザースプーン
     ジャレッド・レト

 
パトリック・ベイトマンは27歳の若さで
 ウォール街で成功を収めたエリートサラリーマン。
 自信過剰、自意識過剰で何一つ不自由ない生活を
 しているはずが、常に満たされない思いを抱きつつ、
 やがて、精神に異常をきたしてくる・・・
  原作は人気があるようですが、この作品は、私にとっては
 ウンザリでした。パトリックが徐々に精神に異常をきたして
 行く様を、彼の内面から描いていこうとした様に感じましたが
 観ていて、もうエエヨ!って感じで・・・

 う〜ん、つまらなかった。
★☆☆☆☆
 
 メギド
 
 監督 ブライアン・トレンチャード
             ・スミス

 出演 マイケル・ビーン
     マイケル・ヨーク
     ダイアン・ヴェノーラ
 
 
母親が弟を出産する際に命を落としてしまった。
 幼いストーンは母親を殺したのは弟のせいだと思い込み、
 生まれたばかりの弟を殺そうとする・・・
 その瞬間、彼の心の中にサタンが巣食うようになった。
 ストーンは指導者になるべく英才教育を受け、やがて
 その頭角を現し、ヨーロッパを中心とする世界連合の
 長になる。一方、弟はアメリカの大統領に。
 世界連合に加盟するように働きかけるが、アメリカは
 自由の国を主張し、それを拒否する。
 やがてそれは世界大戦へと・・・
 ストーンのなかに入り込んだサタンは、世界を我が物に
 しようと様々な策略をこらす。
  中盤までは、けっこう面白く観ていたのですが、
 ラストで、サタンがその姿を現したときに思わず笑っちゃい
 ました。一応私たちが頭で描くようなサタンなんだけど、
 なんか陳腐なんですよね〜。
★★☆☆☆
 
 インソムニア
 監督 クリストファー・ノーラン

 出演 アル・パチーノ
     ロビン・ウィリアムズ
     ヒラリー・スワンク

 
白夜の街、アラスカのナイトミュートで17歳の少女の
 惨殺したいが発見される。ロス警察から応援に駆けつけた
 ウィルとハップ。ウィルは優秀な警官でその名は広く
 知れ渡っていた。早速、彼らの捜査が開始される。
 少女が殺害された時に所持していた荷物が発見され、
 ウィルは、その荷物をつかって犯人をおびき出そうとする。
 彼の思惑通りに犯人が現れるが、霧が濃く犯人を
 見失ってしまう。その霧の中、犯人を追跡するウィルは
 誤って相棒のハップを拳銃で撃ってしまう・・・
 やがてウィルは白夜と心の葛藤で不眠症になっていく。
 そんな彼に、犯人から電話がかかってくる・・・
  う〜ん、全体的に暗い感じで、2大俳優が共演している
 割には、パッとしなかったような・・・
 ヒラリー・スワンクがいい役を演じてますね。
 わたし的には、悪役を演じているロビン・ウィリアムズは
 好きです。
★★★☆☆
 
 エボリューション
 監督 アイバン・ライトマン

 出演 デヴィッド・ドゥカブニー
     オーランド・ジョーンズ
     ショーン・ウィリアム・スコット
     ジュリアン・ムーア
     ダン・エイクロイド
     
 
 
ある夜、アリゾナ州の砂漠地帯に隕石が落下した。
 たまたま、その場で救出訓練(自主トレ?)をしていた
 消防士志願の若者が第一発見者である。
 翌日、近くの大学で生物学教授のアイラと地質学教授の
 ハリーが調査のため現場に赴いた。そこには隕石の落下に
 よる巨大な穴が開いていた。そして、その隕石のかけらを
 大学の研究所に持ち帰り、その隕石から流れ出る液体から
 地球上には存在しないDNAを発見する。それは初め単体
 だったのに驚くような速さで進化していった。
 再び、現場に赴いた二人は見たことも無い昆虫のような
 生物を発見する。その生物はさらにものすごい勢いで
 進化を続ける。そこへ国防省がのりだし、現場は軍によって
 管理され、アイラとハリーの二人は近づくことを拒否されて
 しまう。しかし、郡の管理が不十分だったため、
 得体の知れない恐竜のように進化した生物が街へと
 あふれ出してくる・・・
  面白かったです。何気ないシニカルなユーモアと
 これでもか的なアメリカンジョークが満載です。
 ハリーを演じたオーランド・ジョーンズが良かったですね。
★★★☆☆
 
 シカゴ
 監督 ロブ・マーシャル

 出演 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
     レニー・ゼルウィガー
     リチャード・ギア

 
ブロードウェイミュージカルの映画化。
 スターに憧れる平凡な人妻ロキシーは、浮気相手の男に
 騙され、怒りのあまりにその男を射殺してしまう。
 一方、トップダンサーのヴェルマは、妹と旦那の浮気現場に
 出くわし、二人を殺してしまう・・・
 二人は投獄される。そこは、女性看守に『ママ』に
 気に入られることによって、待遇がまるでかわってしまう
 場所だった。ロキシーは『ママ』の口ぞえでやり手弁護士
 ビリーを紹介してもらった。伝説の弁護士ビリーによって
 悲劇のヒロインとして、ロキシーはどんどん有名に
 なっていった。今まで、特別待遇だったヴェルマは
 すっかりロキシーと立場が逆転してしまった・・・
  面白かったです!ダンスシーンは圧巻。
 キャサリン・ゼタ・ジョーンズの踊りと歌と存在感はスゴイ!
 シニカルで、コミカルで、久しぶりにミュージカルらしい
 ミュージカルです。
  
★★★★★
 
 2001年宇宙の旅
 監督 スタンリー・キューブリック

 出演 キア・デュリア
     ゲーリー・ロックウッド

 
人類の創生から、数千年の時を経た未来。
 文明は宇宙の開拓にまで進む。
 月ではある異変が起きていた。
 その頃、木星へ向かう船の中では、コンピューターの
 反乱が起きていた・・・
  う〜、あまりに有名な作品で・・・ どのようにレビューを
 書いたらいいのか悩みます。
 音楽の素晴らしさと、映像の凄さに目を見張りますが、
 なんだか難しかったような・・・
 作品全般から、人類の進化の神秘を感じました。
★★★☆☆
 
 チアーズ!
 監督 ペイトン・リード 

 出演 キルスティン・ダンスト
     ジェシー・ブラッドフォード
     エリーザ・ドュシュク
 
 
フットボールはメチャクチャ弱いけど、チアリーダーに
 関しては、過去5回の優勝経験をもつそんなチアリーダーの
 キャプテンに選ばれたトーランス。気合が入りすぎて
 練習中にチームメイトに怪我をさせてしまう。彼女の抜けた
 穴を埋めようとオーディションを行なう。そこで選ばれたのが
 転校してきたばかりのちょっと変わった女性。
 その彼女から、トーランスたちがやってきたチアリーディング
 が、他の高校の盗作だと知らされる。このままで試合に
 臨むべきか、あるいは新しい演技を考えるかで悩む
 トーランスはプロの振り付けしを雇う決断をする。
 ところが・・・
  これは面白い映画です。私たち日本人があまり触れる
 ことのないチアリーディングの魅力満載で、その凄さに
 圧倒されます。私が高校生の時、アメリカ人の友達が
 チアリーダーのキャプテンをやっていることを自慢していた
 けど、納得!!って感じです。
 観ていて元気になれる映画っていいですね。
 ほんのり、ラブロマンスもあり、お勧めです。
★★★★☆
 
 ケーブルガイ
 監督 ベン・スティラー

 出演 ジム・キャリー
     マシュー・ブロデリック
 
 
同棲していた彼女と別れて、一人アパートに引っ越した
 スティーブン。テレビの配線のためにケーブルガイを
 呼び、有料番組をタダで見れるようにしてもらう。
 しかし、そのケーブルガイ(ケーブルテレビの修理屋)は
 異常な男だった・・・スティーブンと友達になれたと思った
 その男は、執拗にスティーブンにつきまとう。
 一方、スティーブンは別れた彼女とよりを戻すことができ、
 始めはとまどいながらも、その男とつきあっていたが、
 次第に彼の存在がうとましくなり、つきはなしてしまう。
 すると、その男の異常な復讐がはじまる・・・
  ブラックコメディなんだけど、あまり笑えませんでした。
 恵まれない家庭で、テレビが子守がわりだったケーブルガイ
 が、なぜ変質的になっていったかは良く描かれていたと
 思いますが・・・ 唯一、面白かったのが、監督の
 ベン・スティラーが双子殺人の犯人として、テレビの
 ニュースに出ているところかな・・・
★★☆☆☆
 
 パニック・ルーム
 監督 デビッド・フィンチャー

 出演 ジョディ・フォスター
     フォレスト・ウィテカー
     ジャレッド・レト
     

 
夫と離婚したメグは10歳の娘サラと、ある富豪の残した
 豪邸へ引っ越してくる。その家には用心深かった富豪が
 作った緊急時避難用の部屋パニック・ルームがあった。
 引越しを済ませたその日の夜、3人の男たちが家に侵入
 してくる。その家には、以前住んでいた富豪の遺産が
 隠されていたのだ。見知らぬ男たちの侵入に気がついた
 メグは、娘のサラを起こし、パニック・ルームに逃げ込むが…
  予想していた内容とずいぶん違って、犯人との心理戦が
 中心となっていたような感じがします。
 フィンチャー監督ということもあって、それなりにハラハラも
 しましたが、犯人の一人がウィテカーで、彼はどうみても
 鶴瓶師匠に見えてしまい(笑)、怖くないんですよね〜。
 もっとも、役柄的にも悪になりきれない男を演じているので
 かまわないのですが。
 それにしても、妊娠中にあの役を演じたジョディは凄い!
★★★☆☆
 
 ヴァンパイア
    黒の十字架
 監督 ジョン・カーペンター

 出演 ジョン・ボンジョヴィ
 
 
ヴァンパイアハンターを生業としているデレクのもとに
 ある修道院からヴァンパイア退治の依頼がくる。
 そこでデレクはハンター達を集めるために彼らの元を
 訪ねるが、すでにハンター達はヴァンパイアの手によって
 殺されてしまう。途中で出会った15歳の少年・サンチョ、
 ヴァンパイアに噛まれたが薬で抑えている(!)女性・
 ゾーイ、修道士ロドリゴ、要請されたハンター(名前忘れた)
 と5人でメキシコへヴァンパイア退治に向かう・・・
  B級ホラーやSFでファンも多いカーペンター作品ですが、
 これはあまりにも突っ込みどころが多く、何故ボンジョヴィが
 この作品に出演したのかが不思議です。
 わたし的には理解に苦しむ作品です・・・(^^ゞ
 ボンジョヴィが出ていると言う一点で★ひとつです。
★☆☆☆☆
 
 サイン
 監督 M・ナイト・シャマラン

 出演 メル・ギブソン
     ホアキン・フェニックス
 
 
ある日突然、自宅のトウモロコシ畑にミステリーサークルが
 出現する。初めは近所の悪がきのイタズラだと思って
 いたが、その日を境にさまざまな異変が起きだす。
 その頃、世界各地でもミステリーサークルが出現し、
 その上空にUFOが飛来してくる。
  妻が車でひき殺されたことをきっかけに神を信じれなく
 なり牧師を辞めた父親と、喘息の息子、水に異常な
 反応を示す娘(可愛い!)、そして元野球選手の父親の
 弟の4人と、この家に関わる警察官の5人で話しが展開
 していきますが、伏線がくどく、途中で中だるみしてしまい
 ました。それなりにドキドキもするのですが・・・
 世界中に飛来してきたUFO、人類を襲おうとする宇宙人
 この騒ぎをどう収拾つけるのかと思っていましたが、
 ナルホド、こういう終わらせ方をするのかと、ある意味
 感心もしましたが、クライマックスはちょっと
 笑っちゃいます。(ホントは笑うシーンではありませんが)
★★☆☆☆
 
 穴
 監督 ニック・ハム

 出演 ソーラ・バーチ
     エンベス・ダビッツ
     キーラ・ナイトレイ
     デスモンド・ハリントン
 
 
イギリスの名門パブリックスクールで4人の学生が
 行方不明になる事件がおきる。18日後、一人の少女
 リズが汚れ、憔悴しきった様子で戻って来た。
 彼女を救うため、また事件を解明するため、犯罪精神科医
 のフィリッパはリズのカウンセリングをはじめる。
 リズの話しにより、4人を監禁したのはクラスメートの
 男性だと言うことが分かる。しかし彼には外国にいたという
 アリバイがある。果たして、リズの話しは真実なのか・・・
  題材は面白いのに、途中で真相が分かってしまう残念さ
 があるし、一人一人の学生があまり描かれていないので
 うそっぽい感じがしてしまいます。
 なんて言いつつ、面白かった。誰が本当のことを言って
 いるの?って感じで・・・
★★★☆☆
 
 市民ケーン
 監督 オーソン・ウェルズ

 出演 オーソン・ウェルズ
     ジョセフ・コットン
     エヴェロット・スローン  
 
 
新聞王として君臨したチャールズ・F・ケーン。
 彼は、「薔薇のつぼみ」という言葉を残してこの世を去った。
 彼の生涯をニュースにまとめようとした新聞社は、
 ありきたりな記事ではなく、最後にケーンの残した
 「薔薇のつぼみ」という謎の言葉の意味を探ろうとする。
 その言葉の意味を解明するべく、生前の彼を知っている
 人たちへの取材を行なっていくが、それを通して彼の
 孤独な生涯が浮き彫りにされていく。
  業界人が選ぶ映画NO.1の不動の位置を譲らないだけの
 映画だと実感しました。テンポ良く話は進んで行き、
 富も名誉も欲しいままにした新聞王ではあるが、その生涯が
 孤独なものだったということが痛いほど伝わってきます。
 愛し方を知らないその悲しさを感じます。
 ストーリー的には、これといったものはないのかもしれません
 が、モノクロ映画ということもあって、光と影のコントラストが
 とても印象的でした。
★★★★☆
 
 スウィート
    ノベンバー
 監督 パット・オコナー

 出演 キアヌ・リーブス
     シャーリーズ・セロン
     ジェイソン・アイザックス
     グレッグ・ジャーマン

 
広告業界でいくつもの賞を受賞した自他共に認める
 仕事人間のネルソン。彼は、運転免許証の更新の試験場
 でサラという風変わりな女性と出会う。サラは、自分の
 感情を殺して仕事一筋に生きるネルソンを救おうと、
 ‘11月だけの恋人’にならないかと誘いかける。
 はじめは、迷惑がっていたネルソンだが、やがて彼女の
 魅力に気づき、サラを愛するようになるが・・・
  初めは、何じゃこのストーリーは?!サラっていう女は
 人助けと称して、男と寝たいだけなんじゃないの?なんて
 思っていましたが、ストーリーが進行していくうちに
 なるほどなぁ・・・と、彼女の行動が理解できるように
 なってきました。そして、思わず涙するシーンもあったりして
 私の大好きなエンヤの曲を使っているところがズルイ・・・
★★★☆☆
 
 ナイトメアー・
   ビフォア・
     クリスマス
 製作総指揮 ティム・バートン

 監督 ヘンリー・セレック

 
夢の町ハロウィン・タウンでは、毎年さまざまな趣向を
 凝らして人を陥れる(?)企画を考えている。しかし、
 少々マンネリ化してきたことに疑問を感じていた骸骨の
 ジャック。彼は偶然迷い込んだ別の町クリスマス・タウン
 では喜びと楽しさに満ち溢れていた。ジャックはハロウィン・
 タウンでその楽しさを実現しようとしたが、元々人々を
 恐怖に陥れることを考えている彼らの企画は空回り。
 そんなある日・・・
  人形アニメーションとでも言うのでしょうか・・・
 骸骨頭のジャックや、つぎはぎ人形のサリーがとても
 キュートで魅力的。全体的にダークな雰囲気もステキ!
 ティム・バートンの魅力タップリの作品です。
 
★★★★☆
 
 フォー・ルームス
 監督 アリソン・アンダース
     アレクサンダー・
           ロックウェル
     ロバート・ロドリゲス
     クエンティン・タランティーノ

 出演 ティム・ロス
     マドンナ
     アントニオ・バンデラス
     ブルース・ウィリス

 
Los Angelesにあるホテル・モンシニョール。大晦日の
 晩に4つの部屋で巻き起きる騒動に振り回される
 ベル・ボーイの様子を面白く描いている。
  出演者・監督・話しの内容を見ると、とても面白そう
 なんだけど、実際に観たらつまらなかったです・・・
 何が良くないって、4編の話しすべてに出てくるティム・ロス
 がつまらなかった。でっかい目玉をクリクリさせて、大騒ぎ
 しているんだkど、なんだかなぁって感じでした。
 せっかく、当時注目されていたインディーズで活躍していた
 監督を起用しての映画なんだから、なんか、もったいない
 なぁと、つくづく思いました。
 ティム・ロスを代えただけでも違うんではないでしょうか・・・
★★☆☆☆
 
 12人の怒れる男
 監督 シドニー・ルメット

 出演 ヘンリー・フォンダ
 
 
父親の殺害の罪に問われた少年の裁判の陪審員達。
 12人の中で一人で彼の無罪を主張する男。
 彼は少年の生い立ちや、論理的に状況証拠・目撃証言を
 分析し、無実を主張する。はじめは有罪を主張していた
 者も彼の発言によって次第に考えを変えていく・・・
  映画のほとんどが1室で、12人の男達の討論で進んで
 いきますが、その中で一人一人の抱えている問題や、悩み
 過去が浮き彫りにされてくるのががすごい!!
 人の命の尊さや正義への情熱、そして人間そのものに
 対する尊厳がひしひしと伝わってくる作品です。
 1時間半、息詰まるような展開で、
 それでいてとても感動します。必見です。
 
★★★★★
 
 エド・ウッド
 監督 ティム・バートン

 出演 ジョニー・デップ
     マーティン・ランドー
     パトリシア・アークェット
     ビル・マーレー
     サラ・ジェシカ・パーカー
 
 
往年の怪奇俳優ベラ・ルゴシを敬愛し、B級映画を
 撮り続けた監督エド・ウッドの生涯を描いた作品。
 映画監督を夢見ていたエドは、ある日性転換手術をする
 男の話を映画化することを知り、女装趣味のある自分を
 おいて他に適任者はいないと売り込む。ひょんなことから
 子ども頃から憧れていた怪奇俳優ベラ・ルゴシと出会う。
 しかし、ベラは薬におぼれ銀幕の世界から忘れ去られて
 いた。そんな彼を主役にすることで資金調達をし念願の
 映画監督となる。だが、その映画は酷評だった。
 エドはそんな酷評をものともせず、次から次へとベラを
 主役としたB級怪奇ホラーやB級SF映画を撮り続ける。
 しかし、彼はメジャーな世界では相手にされず、
 死後、史上最低の映画監督というレッテルまで貼られて
 しまう。
  モノクロ映画として撮られた作品で、何しろ役者陣が
 上手い!!映画製作者の理解を得られず、悩むエドに
 酒場で出会ったオーソン・ウェルズが“夢と闘え”と
 アドバイスするシーンは、勇気を与えられます。
 女装趣味で、入れ歯のエドをジョニー・デップが本当に
 上手く演じています。
★★★★☆
 
 ヤング・シャーロック
  ピラミッドの謎

  
 監督 バリー・レビンソン

 出演 ニコラス・ロウ
     アラン・コックス
 
 
シャーロック・ホームズの学生時代の話として、新たに
 書かれた作品。
 ヴィクトリア女王時代、田舎の学校からロンドンの厳格な
 寄宿学校に転向してきた若き日のワトソン。そこで、
 ホームズと運命的な出会いをする。学園生活の中でも
 その推理力の片鱗を見せるが、ハリポタのドラコのような
 ホームズと敵対するクラスメートの策略によってカンニング
 の罪を着せられ、放校させられてしまう。
 その頃、巷では謎の人物による事故に見せかけた
 連続殺人事件が起きていた。ホームズの恩師であり、
 恋人の伯父にあたる人物も殺されてしまった。ホームズは
 その謎を解き明かそうとする・・・
  スピルバーグプレゼンツ作品で、面白く
 仕上がっています。キャストも違和感なく、ホームズや
 ワトソンの学生時代なんだなぁと思えます。
 ヴィクトリア女王時代の舞台背景も、よく出ていますし、
 それなりにワクワクドキドキもします。
 実は、この作品は公開当時に映画館で観ているのですが、
 エンドクレジットが終わったあとに、ドキっとするシーンが
 ありますので、お見逃しなく。
★★★☆☆
 
 美女と野獣
 監督 ゲイリー・トゥルーズデイル
     カーク・ワイズ
 
 
ディズニー映画・美女と野獣。
 本が好きで、ちょっと変わり者と思われているベル。
 彼女は本の世界に憧れ、いつも本の中にあるような
 冒険や、魔法の世界に触れてみたい思っている。
 ベルの父親は、これまた少し変わった発明家。その父親が
 森の中で迷い、怪しげな城に幽閉されてしまう。
 父親を探しに行ったベルは、その城の主人に自分と
 引き換えに父親を解放してくれることを願う。その城の
 主人は、魔法によって恐ろしい野獣に姿を変えられていた。
 彼が元の姿に戻るには、誰かを愛しすること、そして
 愛されることが条件だった。主人だけでなく、城の者全て
 が魔法によってさまざまなものに変えられていた。
 城に幽閉され、はじめは、心を閉ざしていたベルであったが
 野獣の奥底に秘められた優しさを知り、心を開いてゆき
 野獣もまたベルによって人間の心を取り戻していく・・・
  ミュージカル仕立てでとっても素敵な映画です。
 登場人物一人一人がとっても魅力的で、
 エンターティメント性タップリ!!必見です。
★★★★★
 
 キャッチ・ミー・イフ
     ユー・キャン
 監督 スティーブン・スピルバーグ

 出演 レオナルド・ディカプリオ
     トム・ハンクス
     クリストファー・ウォーケン
     マーティン・シーン
 
 
実在の詐欺師、フランク・アバグネイルの自伝を元に
 映画化した作品。
 1960年代後半のアメリカ。
 父親の仕事の失敗から両親が離婚してしまう。その事に
 傷ついたフランクは家を飛び出す。父親から誕生日プレ
 ゼントにもらった小切手は限度額を超え、生活に困った
 彼は小切手の偽造を考える。その後、ちょっとしたきっかけ
 からパンナムのパイロット、医者、検事と偽り、超一流(?)
 の詐欺師として世界中を股にかける。
 そんな彼を追い続ける刑事のカール・ハンラティ・・・
  詐欺師として人々をだましながらも、常に父親を愛し
 尊敬し続けるフランクの姿が印象的でした。
 トム・ハンクスが抑えた良い演技をしていたと思います。
 ただ、わたし的にはもう少しハラハラ・ドキドキさせて
 もらいたかったなぁって思いました。
★★★☆☆
 
 レッド・ドラゴン
 監督 ブレッド・ラトナー

 出演 アンソニー・ホプキンス
     エドワード・ノートン
     レイフ・ファインズ
     ハーヴェイ・カイテル
     エミリー・ワトソン

 
言わずと知れたハンニバル・レクター博士の3作目。
 プロファイルに優れた敏腕のFBI捜査官のウィルは
 レクター博士の助言を受けながら、カニバリズムの猟奇
 殺人犯を追っていた。捜査に行き詰ったウィルは
 レクター博士の自宅を訪ね、そこでレクター博士こそが
 その犯人だと言うことを知る。レクター博士は逮捕されるが
 そのときに受けた傷が元で、ウィルはFBIを辞めていたが
 その後、“咬み付き魔”と称される犯人よる連続殺人が
 おき、元上司によりウィルは再び捜査の場に駆り出される
 ことになる。そして上司の命によりボルティモア州立
 病院精神科に収容されているレクター博士に助言を求め
 ることになる・・・
  面白かったです。アンソニー・ホプキンス、エドワード・
 ノートン、レイフ・ファインズ、ハーヴェィ・カイテルと渋く
 演技の上手い役者ぞろいで見ごたえがあります。
 ラストは、あれ?これで終わり?って思いましたが、
 それでは終わらず、わたしの期待にこたえてくれるような
 終わり方でした。
★★★★☆
 
 陽のあたる場所
 監督 ジョージ・スティーブンス

 出演 モンゴメリー・クリフト
     エリザベス・テーラー
     シェリー・ウィンタース
     レイモンド・バー

 
信仰が篤く伝道活動を続ける母親の元で慎ましく育った
 ジョージ・イーストマン。イーストマン一族は裕福だが
 母親は一族から疎まれていた。
 ジョージは裕福な伯父と出会い、イーストマン一族の
 会社で働くようになる。職場で薄幸な女性と出会い、
 たちまち恋に落ちる。しかし、伯父に見込まれどんどん
 出世していき、やがて社交界で人気の美しい金持ちの
 娘と出会い愛し合うようなる。2人は結婚を約束するまで
 になるが、もともと付き合っていた女性の存在が邪魔に
 なり、彼女の殺害を考えるようになる・・・
  1951年のモノクロ映画です。モンゴメリー・クリフトが
 とっても素敵で、エリザベス・テーラーも輝くように美しい
 です。ラストはあまりに悲劇でむなしさが残ります・・・
 
★★★★☆
 
 Dear フレンズ
 監督 レスリー・リンカ・グラッター

 出演 デミ・ムーア
     ギャビー・ホフマン
     クリスティーナ・リッチ
     ブレンダン・フレイザー
     メラニー・グリフィス
     ソーラ・バーチ
     ロージー・オドネル
     リタ・ウィルソン
 
 
平和で退屈な田舎町の仲良し4人組。SF小説の好きな
 サマンサ、映画女優になることを夢見るティーニー、
 気が強く男勝りなロバータ、常識派で奥手なクリーシー。
 4人はいつも一緒に行動し、同じ格好をしている。
 そんな彼女たちが、自分の町で起きた少年の死に興味
 を持ち調べ始める・・・
 やがて4人は成長し、それぞれの道を歩き始める。
 そして、クリーシーの出産のために再び4人は集まるが。
  はじめは「スタンド・バイミー」の少女版という感じ
 でしたが、女の子ひとりひとりが生き生きと演じていて
 好感がもてます。泣けるエピソードもあります。
 しかし、彼女たちが成長して役者が変わった途端に
 魅力がなくなったように感じました。
 デミ・ムーアをはじめとして、いかにも演技してますって
 感じでつまらない。
 少女たちだけで、話を終わらせてもいいと思うんだけど。
 
★★☆☆☆
 
 ロード・オブ・ザ・
  リング/二つの塔
 監督 ピーター・ジャクソン

 出演 イライジャ・ウッド
     ヴィゴ・モーテンセン
     イアン・マッケラン
     オーランド・ブルーム
     ジョン・リス・ディヴィス
     クリストファー・リー
 
 
言わずと知れた「ロード・オブ・ザ・リング」の第2作目
 中つ国では闇の勢力サウロンの勢力が益々増大して
 行く中、離ればなれになってしまった旅の仲間達は
 三方向に分かれて、旅を続けて行った。フロドとサムは
 指輪を滅びの山の亀裂に捨てる使命のためにモルドール
 を目指す。彼らの後をつけてきた指輪の元の持ち主
 ゴラムに道案内を頼むことにする。一方、ウルク・ハイに
 連れ去られたピピンとメリーは危ういところで森に
 逃げ込み樹木の牧者であるエント族の木の髭に出会う。
 その二人の後を追っていたアラゴルン、レゴラス、
 ギムリはファンゴルンの森へ入っていき、そこで復活した
 ガンダルフに出会い、彼らはローハンを救うために
 エドラスへ向かう。エドラスの王・セオデンはサルマンに
 心を支配されていたがガンダルフによって解き放たれる。
 そして、アラゴルン達とともにサルマンの1万を超える
 軍隊との戦いに挑む・・・
  賛否両論、いろいろあるようですが、とにかく私は
 好きです。長い長い映画だけど目が離せませんでした。
 音楽もすばらしいし、景色も美しい。
 そして、今回もサムに泣かされました。
★★★★★
 
 ショート・カッツ
 監督 ロバート・アルトマン

 出演 ブルース・ディヴィソン
     アンディ・マクドウェル
     ティム・ロビンス
     クリストファー・ペン
     リリー・トムリン
     マデリン・ストー
     ピーター・ギャラガー
     ロバート・ダウニー・jr
     リリー・テイラー
     マシュー・モディン
     ジュリアン・ムーア
 
 
R・カーヴァーの9つの短編と詩が元になっている。
 テレビ解説者のハワードとその妻アンの一人息子が
 学校に行く途中交通事故に合い幼い命を落とすが、
 そのときのドライバー、ドリーンは彼が死んだことを
 知らない。彼女は飲んだくれの元亭主との関係に
 悩んでいた。また、プールの清掃の仕事をしている
 ジェリーが帰宅すると妻は子どもの世話をしながら内職
 のテレフォン・セックスの真っ最中で相手にしてくれない。
 その他、特殊メイクの学校に通っている男とその妻は
 旅行中の隣の家の熱帯魚の世話を頼まれる。
 趣味で絵を描いている妻と医師。釣りが趣味な夫と
 ピエロの仕事をしている妻。短気で浮気者の警官と
 その妻。別居中の夫婦。JAZZシンガーの母親と
 チェリストの娘・・・
  2本組みなので、なにしろ長かったです。これといった
 ストーリーがあるわけではないのですが、それぞれの
 夫婦や親子の不安定(あいまい)な愛の形が描きだされ
 ているといったところでしょうか。20人以上の有名な
 役者が勢ぞろいで、ひと癖もふた癖もある彼らの
 演技を観ているだけでも面白かったです。
★★★☆☆
 
 情婦
 
 監督 ビリー・ワイルダー

 出演 タイロン・パワー
     マレーネ・ディートリッヒ
     チャールズ・ロートン

 
アガサ・クリスティの「検察側の証人」を映画化。
 退院したばかりの敏腕弁護士ウィルフリッド卿のもとに
 レナードと言う男が訪ねてくる。レナードは戦争から
 帰って来て以来定職につくことが出来ずにいた。
 そんな中、金持ちの未亡人とちょっとしたきっかけで
 知り合うことになる。しかし彼女は殺害されてしまう。
 レナードは未亡人殺しの容疑者として疑われていて
 ウィルフリッド卿は彼の弁護を引き受けることになる。
  息詰まるような法廷シーンがメインになっていますが
 ユーモアたっぷりで、ウィルフリッド卿と看護師の
 やりとりには笑ってしまいます。
 ラストのどんでん返しに次ぐどんでん返しも面白い!
 とっても上質な映画だと思います。
 お勧めです。
 
★★★★★
 
 未来は今

 監督 ジョエル・コーエン

 出演 ティム・ロビンス
     ポール・ニューマン
     ジェニファー・ジェーソン
                 ・リー

 
田舎の大学を出て都会で仕事を探すノーヴィル。
 ひょんなことから大会社ハッドサッカー社の社長に
 就任する。しかし、その裏には重役たちの思惑が
 あった。前社長が投身自殺を図り、その株が市場に
 売り出されてしまうことが会社の規定で決まっていて
 それを重役たちが買い占めるために何の能力もない
 青年・ノーヴィルを社長に据えてわざと株価を下落
 させようとしていたのだ。しかし、ノーヴィルには
 学生時代から温めていたフラフープのアイディアがあり、
 それが爆発的な人気を得、株価はドンドン上昇していく
 そこで、重役の一人マスバーガーは、ノーヴィルを
 失脚させようと更に画策する・・・
  コーエン兄弟の魅力タップリな作品。ブラックコメディ
 であり、ファンタジー(?)であり、ヒューマンなドラマに
 仕上がっています。ティム・ロビンスが「ショーシャンク」
 の時とは打って変わっておバカな役をユーモラス一杯
 に演じているし、ポール・ニューマンも悪役を楽しんで
 演じているのが面白いです。
 コーエン作品では欠かせないスティーブ・ブシェミも
 チラッと出演しています。
 お勧めです!!
★★★★★
 
 スパイダーマン
 
 監督 サム・ライミ

 出演 トビー・マグワイア
     キルスティン・ダンスト
     ウィレム・デフォー

 
科学は得意だがのろまで要領の悪いピーターは
 クラスの中でもからかいの対象になっている。
 ある日、大学の研究所に見学に行った時、遺伝子操作
 された蜘蛛に刺されてしまう・・・そして自分の身体の
 変調にきづいたピーターは、その能力を使って人々の
 危機を救い、やげてヒーローになっていくが・・・
  面白かったです。ホロリとする部分もありました。
 人間としても苦悩も伝わってきます。
 スパイダーマンが蜘蛛の糸でヒューヒューとビルの
 谷間を飛んでいく様子を見ていると、自分もやって
 みたくなります(笑)。
 あの子どもだったキルスティンがいい女になっているの
 にもビックリ。
★★★☆☆
 
 チャーリー

 監督 リチャード・アッテンボロー

 出演 ロバート・ダウニー・jr
     アンソニー・ホプキンス
     モイラ・ケリー
     ケビン・クライン
     ダイアン・レイン
     ミラ・ジョヴォビッチ
 
 
チャップリンの自伝的映画。
 貧困のどん底の中で幼少時代を送る。母親は女手一つ
 で子ども二人を育てるが、養育不能のためチャーリーは
 施設に送られてしまう。やがて母親は精神に異常を
 きたしてしまう。チャーリーは劇場の道化としての仕事を
 得て人気が出てくる。その後アメリカ巡業をした際に
 映画制作会社の目に留まり出演依頼がくる。
 チャップリンは映画の世界に魅せられていくようになる。
 映画の世界で頂点を極めたチャップリンだったが、
 共産主義者として、第二の母国として愛したアメリカを
 追放されてしまう・・・
  数々の女性遍歴、満たされない心、サイレント映画
 への熱い思いなどが丁寧に描かれています。
 豪華なキャストを見ても、チャップリンの偉大さを感じ
 させます。ロバートが頑張っていました〜。
 ほんのチョイ役ですが、私の愛するマリサ・トメイも
 出演しています。
 ラストのアカデミー賞のシーンでは泣けます。
★★★☆☆
 
 ニューヨーク・
   ニューヨーク

 監督 マーティン・スコセッシ

 出演 ライザ・ミネリ
     ロバート・デ・ニーロ

 
太平洋戦争を勝利に収めお祭り騒ぎのニューヨーク。
 休職中のサックス奏者のジミーは、バンドの歌姫である
 フランシーンと出会う。強引で独自的なジミーに対して
 始めは警戒していたフランシーンだが、やがて二人は
 恋に落ちる。ともにバンドで地方巡業に出かけ、
 勢いあまって結婚をする。バンドが絶頂期の時に
 妊娠してしまうフランシーン。時の流れとともに二人の
 間にすれ違いが生じ始める。サックス奏者として実力が
 ありながらも一進一退するジミー。歌手として頂点を
 昇っていくフランシーン・・・
  歌もじっくり聴けて、ショーのシーンも圧巻だが
 途中、ちょっと飽きてしまいました。ストーリーよりも
 シーン一つ一つが叙情的で美しかったです。
 ラストのライザ・ミネリが歌うニューヨーク・ニューヨークは
 スゴイです。
★★★☆☆
 狂っちゃいないぜ!
 監督 マイク・ニューウェル

 出演 ジョン・キューザック
     ケイト・フランシェット
     ビリー・ボブ・ソーントン
     アンジェリーナ・ジョリー

 
ニューヨークの航空交通管制官たちの話し。
 ニックは端末レーダー着陸誘導システムセンターの中
 で自他共に認めるナンバー1。家庭でも美しい妻と
 可愛い子どもがいて、仕事上のストレスはありながらも
 幸せな日々を送っている。しかし、新入りのラッセルが
 チームに加わることによってニックの生活に狂いが
 生じてくる。ラッセルの有能さに嫉妬心を抱き、
 また、ラッセルの若く美しい妻にも心を奪われていく
 ニックは、その頃から自分のペースを崩していく・・・
  航空ものは多々あれど、管制官を扱ったものは
 珍しいのではないでしょうか。それだけでも興味深いし
 豪華なキャスト一人一人がとても上手い。中でも
 際立っていたのがビリー・ボブ・ソーントン。
 とても面白い作品でした。
★★★★☆
 17歳のカルテ
 監督 ジェームズ・マンゴールド

 出演 ウィノナ・ライダー
     アンジェリーナ・ジョリー
     ウーピー・ゴールドバーグ
     ヴァネッサ・レッドグレープ
     クレア・デュバル

 
自分の感情をコントロールできなくなったスザンナは
 ある日、アスピリン一瓶とウォッカを一瓶飲んで病院に
 担ぎこまれる。その後、精神病院に入院し、境界性
 人格障害と診断される。病院内で出会った反社会性
 人格障害のリサ、空想虚言症のジョージーナたちと
 友情が芽生え・・・そして、スザンナは自分と向き合う
 ことの大切さを知る。
  よかったです。アンジェリーナ・ジョリーが圧倒的な
 存在感でさすがのウィノナもちょっと影が薄い感じ
 でした。一人一人の登場人物がしっかりと描かれて
 いて、見ごたえがありました。
 
★★★★☆
 ピーターパン2  監督 ロビン・バッド
 
戦時下のイギリスで、夢を追い求めることが
 できないウェンディの娘ジェーンのもとに、突然
 フック船長が現われて、ウェンディと間違えて
 ネバーランドに攫っていってしまう。ネバーランドで
 ピーターパンやティンカーベルと出会ったジェーンだが
 彼らの存在すら信じることが出来ない。そのせいで
 ティンカーベルは力を失って立ち上がることすら
 出来なくなる・・・
  それなりに面白かったのですが、ジェーンが妖精を
 信じるようになる(心を開く)過程があっさりしすぎて
 いて、全体的に深みが無かったように感じました。
 でも、ラストシーンのウェンディとピーターパンの
 出会いのシーンではウルウルしてしまいました。
 詳しい内容は1月14日の日記に書いてあります。
★★☆☆☆
 コヨーテ・アグリー  監督 デヴィット・マクナリー

 出演 パイパー・ペラーボ
     ジョン・グッドマン
     マリア・ベロ
     アダム・ガルシア

 
ソングライターを目指してニュージャージーから
 ニューヨークに出てきたヴァイオレット。自分の曲を
 売込みに奔走するが現実は厳しく、おまけに空き巣に
 まで入られてしまう始末。生活費を稼ぐために彼女は
 コヨーテ・アグリーというバーで働くことになる
 しかしそこは超過激なバー。果たしてヴァイオレットは
 夢を実現することはできるのか。
  面白かったです。全然期待していなかっただけに
 ヒットでした!元気になれる作品です。
 アダム・ガルシアがキュートでした♪
★★★★★
 少林サッカー  監督 チャウ・シンチー

 出演 チャウ・シンチー
     ン・マンタ
     ウォン・ヤッフェイ
     

 
少林拳を広めるために奮闘するシンは、若かりし
 頃サッカーの花形選手でありながら八百長試合が
 原因で足を悪くしてしまったファンと出会い、
 サッカーを通して少林拳を広めていこうとするが。
  超おバカ映画でしたね〜。それだけに面白かった
 です。どうせおバカ映画ならここまでやってくれると
 かえって気持ちがいいです。
 スカッと笑いたい方ならお勧めです。
★★★☆☆
 ウエディング・
      シンガー
 出演 アダム・サンドラー
     ドリュー・バリモア
     スティーブ・ブシェミ

 
自分の結婚式で新婦が来なく、裏切られやけっぱちに
 なってしまったウエディング・シンガーのロビー。
 やがて同じ職場のウエィトレス、ジュリアを愛する
 ようになるが、彼女も結婚を目前にして不安定な日々
 を送っていた。そんな二人がやがて魅かれあうように
 なり・・・
  今までアダム・サンドラーという俳優はあまり好きじゃ
 なかったんだけど、この映画を観て好感が持てるように
 なりました。話しは安直だけど、泥臭い顔のドリューが
 なかなか可愛かったです。ほのぼのはするかな・・・
 なんといっても良かったのがスティーブ・ブシェミです!
★★☆☆☆
 コレクター2
    スパイダー
 監督 リー・タマホリ

 出演 モーガン・フリーマン
     モニカ・ポッティ
     マイケル・ウィンコット

 
おとり捜査で同僚を亡くして心に傷を負っている
 犯罪心理学者でもある老刑事アレックスに要人の
 子どもの誘拐犯から挑戦の電話がかかる。
 そこで彼は、捜査にのりだすが・・・
  面白かったです。ハラハラしたし、やられたー!!!
 って感じがあります。
 でも、他の映画の要素要素を焼きなおししたような
 箇所も2,3ありましたが、それでも楽しめました。
 モーガン・フリーマンはやっぱりいいです!
★★★☆☆
 アメリ  監督 ジャン・ピエール・ジュネ
 
 出演 オドレイ・トトゥ
     マチュー・カソヴィッツ

 
冷淡な父親と神経質な母親に育てられ、父親の
 思い違いで心臓病と判断されたアメリは、小さい頃
 から、外に出て遊んだことや、他の友達と遊んだこと
 がなく、人とのかかわりを持つことが出来ない。
 そんな彼女が22歳のある日、ふとしたことをキッカケ
 に人に親切にすることの素晴らしさを実感し、
 おせっかいとも思える行動に出始めるが・・・
  なにしろアメリがと〜っても魅力的です。コメディ
 要素たっぷりの中にもウルウルするところもあります。
 見終わった後に、ホンワカと心温まる作品でした。
★★★★★
 34丁目の奇跡  出演 リチャード・アッテンボロー
     ディラン・マクダーモット
     JT・ウオルシュ

 
夫に逃げられ、夢を追うことを止めてしまった母親と
 そのように躾けられサンタクロースはいないと思って
 いる娘の元へクリス・クリングルと名のる老人が
 現れる。彼は自らをサンタクロースと称しているが・・・
 クリスマスの時期にはピッタリの作品です。
 子役がマシュマロみたいで可愛いです。
 夢を忘れてしまうことの悲しさを実感し、信じることの
 大切さを教えてくれる映画です。
★★★☆☆
 ロッキー・
  ホラー・ショー

      
 出演 ティム・カリー    
     スーザン・サランドン 

 
その昔、アメリカで一大ムーブメント巻き起こした作品。
 観客がスクリーンをバックに一緒に踊ることでも有名。
  婚約をした若いカップルが恩師に挨拶をしに行く途中
 で、嵐にあい、道に迷いおまけに車が故障してしまう。
 困った挙句傍らに建つ妖しげな城に電話を借りに行く
 二人だが、そこには建物以上に怪しげな人々と
 キテレツな城主。彼は人造人間の製作していた。
 そして、その城主の正体は・・・
  って、ホントに「なんじゃこりゃあ?」といような
 マニアックな映画です。好き嫌いが
 ハッキリ分かれる作品でしょう。私は好きでした。
 ロックミュージカル仕立てになっています。
★★★☆☆
 ブリジット・
  ジョーンズの日記
 出演 レニー・ゼルウィガー
     ヒュー・グラント
     

 
30才をすぎて独身、しかも少々太めの女性の日常を
 等身大で描いた作品。
 原作本が人気で根強いファンが沢山いるそうです。
  上司との不確かな関係、そこから起こる仕事上の
 トラブル(?)、両親の不和、なにをやっても今ひとつ
 満足しきれない日常の中で、やがて本当の恋に
 出会っていく様子に共感する女性は多いことでしょう。
 内容如何より、ヒュー・グラントのオバカ役が最高!
★★★☆☆
 オーシャンズ11
 出演 ジョージ・クルーニー
     ブラッド・ピット
     アンディ・ガルシア
     エリオット・グールド
     ジュリア・ロバーツ
 
 
「オーシャンと11人の仲間たち」のリメイク。
 豪華なスターたちの競演が見もの。
  犯罪のプロフェッショナルによる金庫やぶり。
 ただの大金目当てでなく、そこには私怨も・・・?
  ストーリーも面白いし、豪華な顔ぶれだしで
 言うことなしなのかもしれないけど、わたし的には
 ハラハラ感が足りなかったように感じます。
 彼らの手際があまりにも良いので、失敗はありえない
 だろうなぁって。
  ジュリア・ロバーツの魅力もあまり感じなかったかな。
 でも、エリオット・グールドが出演していたので○。
★★★☆☆
 ロミー&ミッシェル  出演 ミラ・ソルヴィノ
     リサ・クドロー
     ジャニーン・ガラファロ
    

 
可愛くておしゃれな二人が、とっても素敵だった。
  高校時代からの親友、ロミーとミッシェルはい、
 田舎をでてロスで共同生活を送っている。
 そんなある日二人に高校の同窓会の招待状が届く。
 高校時代太っていて好きな人にあいてにされなかった
 ロミー、背骨矯正のギプスをはめていたミッシェル。
 ともに冴えない高校時代を送ったが、同窓会で
 クラスメートたちを見返したいとはりきるが・・・
  美しさでもなく、名誉でもなく、お金でもなく
 一番大切なものは何かを教えてくれる作品でした。
★★★★☆
 ハリー・ポッター
    秘密の部屋
 
 監督 クリス・コロンバン

 出演 リチャード・ハリス
     ダニエル・ラドクリフ
     ルパート・グリント
     エマ・ワトソン
     アラン・リックマン
     

 
原作を読んだ人からは、描き方が荒い等の批評が
 多いようですが、私は、ハラハラ・ドキドキ・ウルウル
 したし、なにより子役の3人が前作以上に頑張って
 いるというだけで○。
 でも、なんといっても素晴らしいのはスネイプ先生役の
 アラン・リックマンでしょう。
★★★★☆

 

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